PC[パソコン]の記憶機能[記録機能] - IT用語辞典・Web制作用語集

PC[パソコン]の記憶機能関連Web制作用語集

PC[パソコン]等のコンピューターの記憶機能[記録機能]関連のIT用語集です。記憶機能はPC[パソコン]等のコンピューターの5大要素の1つで、プログラムやデータ、処理結果等を保存する働きを指します。

こちらではそんなPC[パソコン]等のコンピューターの記憶機能の中でも、電源を落とすと消えてしまう一次記憶機能に関して、キャッシュメモリ[cache memory]や作業用ファイル[working file]等の記憶機能[記録機能]から、メモリ[memory]等の関連装置まで、PC[パソコン]等のコンピューターの記憶機能[記録機能]に関連するIT用語を紹介・解説します。

Webサイト制作やSEO対策、IT関連の知識拡充に最適なIT用語辞典ですので、是非ご利用下さい(Web制作会社.com提供)。

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ファイルとは:file

ファイル
:file

 ファイル[file]とはコンピュータで扱うデータをまとめたもののこと。

 文字コードのみを記録したテキストファイルと、2進数形式で記録したバイナリファイルとがある。一般に、ファイルには名前[ファイル名]と、OSで管理されている場合には、ファイルの種類を表す拡張子や性質を表す属性を付ける。。ファイルは一つの単位となり、編集や削除、コピー、読み込み、書き込みなどの操作の対象となる。。また、ファイルには読み込み可能、書き込み可能、実行可能などといったファイル属性を付与することができる。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能 / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

ODFとは:OpenDocumentFormatとは

ODF
:OpenDocumentFormat

 ODF[OpenDocumentFormat]とはXMLをベースとするファイル形式の1つのこと。

 国際標準化機構[ISO]などによって標準規格として認定されたオーフィススイートの汎用ファイル形式。リッチテキストフォーマットの文書や関数計算の含まれる表データなども扱うことができる。OOXMLに先駆けて開発された。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能 / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

RAMとは:ラムとは

RAM
:ラム

 RAM[ラム:Random Access Memory]とは任意の番地を任意の順序でデータを読み書き可能なメモリのこと。

 一般に電源を切るとデータは消えてしまう(揮発性)。そのため、利用者がプログラムを起動してデータの加工を行う際には必要なものだけRAMに呼び出して使い、長期的な保存には外部記憶装置が利用される。データの保持方式や構造の違いでDRAMとSRAMの2種類があるが、機能は同じ。また、この他にも、デュアルポートと呼ばれている読み書き用のポートを2つ持つもの、もう1つ増設用の端子に同じRAMをつないでお互いのデータを共有できるものなどがある。

関連:PC[パソコン]の記憶機能

RAMDISKとは:ラムディスクとは

RAMDISK
:ラムディスク

 RAMDISK[ラムディスク]主記憶[メインメモリ]の一部を補助記憶装置として使用するためのソフトウェアのこと。仮想ディスク。

 通常は、電源を切ると内容が消えまてしまう主記憶装置に、デバイスドライバ経由でアクセスすることで、まるでディスク装置であるかのように利用できるメモリ領域。HDDのような物理的な可動部がなく、高速な読み込み、書き込みが可能。その一方、メインメモリの一部を割り当てるので、あまり大容量のRAMディスクは利用できない。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / アプリケーションソフトウェア / 仕様 規格 設定

キャッシュメモリとは:cache memory

キャッシュメモリ
:cache memory

キャッシュメモリ[cache memory]とはCPUと記憶装置との動作速度の相異から生じる情報処理の停滞を回避するために設けられた、CPUと記憶装置の間に置かれる緩衝用の記憶装置[回路]のこと。

 処理の高速化を図るため、データまたはプログラムの一部をコピーしておく場所として使われる。CPUには外部メモリにアクセスする際にウェイトや待ち時間が入り、これらが全体の処理速度を低下させる原因になる。これを解消するために、頻繁にアクセスするデータまたはプログラムの一部を高性能な緩衝装置=キャッシュメモリを入れることで、全体の処理速度を向上させることができる。キャッシュメモリには、CPUキャッシュ、ディスクキャッシュなどがある。

関連:IT技術 ITテクノロジー / PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能

光学ドライブとは:optical drive

光学ドライブ
:optical drive

 光学ドライブ[optical drive]とはデータの読み取りや書き込みに光やレーザー光線を使用する記憶装置[ドライブ]のこと。

 CD-ROMやDVD-ROM、ブルーレイディスク(ドライブ)を指す。現在では最軽量化を図るノートパソコンなどごく一部を除き、ほとんどのパソコンの機種が何らかの光学ドライブを搭載している。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア

作業用ファイルとは:working file

作業用ファイル
:working file

作業用ファイル[working file]とは編集途中の文書データなどを一時的に記録しておくためのファイルのこと。テンポラリファイルとも呼ばれる。

 ワープロソフトやグラフィックソフトは編集対象のデータファイルのサイズが大きいので、これをメモリには展開せずに、一時的にハードディスク上にファイルとして展開する方法が採られるが、この際のファイルを作業用ファイル[ワークファイル]、作業用ファイルが作られるディレクトリを作業用ディレクトリ[ワークディレクトリ]という。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

作業領域とは:working area

作業領域
:working area

 作業領域[working area]とはプログラム実行中に、計算を行ったり途中の結果を一時的に退避させるために確保されている記憶領域のこと。ワークエリアともいう。

 通常はメインメモリ上に確保されるが、メインメモリが小さい場合はハードディスクなどの外部記憶装置上に確保されることもある。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

磁気媒体とは:magnetic media

磁気媒体
:magnetic media

 磁気媒体[magnetic media]とは情報の記録手段として磁気を利用した記憶媒体のこと。

 具体的には磁気テープ、フロッピーディスク、ハードディスクなどが磁気媒体にあたる。媒体への記録装置は磁気記憶装置という。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定 / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア

磁気ヘッドとは:magnetic head

磁気ヘッド
:magnetic head

 磁気ヘッド[magnetic head]とはハードディスクドライブなどで、直接データを読み書きする電子部品のこと。ヘッド、書き込みヘッドなどともいう。

 電磁石をリング状にし、電流を流したとき磁気が狭い範囲に集中するようにしたもので、磁気ディスクなどの磁性媒体で使われている。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定(PC関連) / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア

磁性体とは:magnetic substance

磁性体
:magnetic substance

 磁性体[magnetic substance]とは磁気を帯びる性質のある物質のこと。

 磁石を近付けると互こいに引き合うもののこと。ハードディスクにおいては、酸化鉄を主体にコバルトやクロムなどが添加されたものをディスク表面に使うことで、記憶媒体として利用している。

関連:IT技術 ITテクノロジー / PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定 / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア

主記憶装置とは:main storage

主記憶装置
:main storage

 主記憶装置[main storage]とはプログラムやデータを一時的に蓄えておくための装置で、CPUの命令で直接アクセスできる記憶装置のこと。メインメモリともいう。

 ノイマン型コンピュータを構成する5大要素[制御装置、演算装置、主記憶装置、入力装置、出力装置]のうちの1つ。

関連:PC[パソコン]の記憶機能

常駐プログラムとは:resident program

常駐プログラム
:resident program

 常駐プログラム[resident program]とは常に主記憶装置にあるプログラムのこと。この他、よく使われるユーティリティなどを常駐プログラムとする場合も多くある。常駐終了型プログラム[TSR]と呼ばれることもある。

 代表的なものには、インスタントメッセージングソフト[IMソフト]やアンチウイルスソフトがある。これに対し、通常のアプリケーションは実行されるときのみファイルシステムから主記憶装置に読み出して使用する。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

パスとは:path

パス
:path

 パス[path]とは処理の流れに対し、実際に実行されるプログラムのこと。あるいは任意のファイルやディレクトリまでの道筋[パス]のこと。

 操作したいファイルを正式に指定する場合、必要に応じて『A:WINDOWSTMPSAMPLE.DAT』といったように表す。『A:WINDOWSTMP』までが、ファイル『SAMPLE.DAT』の格納されているディレクトリを表すパス名となる。ルートディレクトリからのパスをすべて表記したものを絶対パス、現在のディレクトリからのパスを相対パスと呼ぶ。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 開発 制作 プログラミング

バッファとは:buffer

バッファ
:buffer

 バッファ[buffer]とはコンピュータと周辺機器がやり取りする際に、データなどを一時的に保存する装置のこと。

 バッファとは『緩衝物』を意味する英語の一般名詞である。メインメモリの一部やバッファ専用のメモリに読み込んだデータなどを蓄えておき、ディスクアクセスの回数を減らして全体の処理速度を向上させる。同様の効果が得られるものにディスクキャッシュメモリがある。バッファの種類としては、キーバッファ(コンピュータに内蔵されるキー入力を蓄えるメモリ)、プリンタバッファ(プリンタへの出力をメモリに蓄え、コンピュータをプリンタの印刷作業から解放する装置)などがある。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定(PC関連)

復元ポイントとは:restore point

復元ポイント
:restore point

 復元ポイント[restore point]とはWindows Me/XP/Vista/7が備えるシステムの復元機能で、復元することができる過去のシステム状態のこと。

 Windowsでは動作の良好時、あるいは新しいソフト、部品、機器を追加する直前のシステムの状態を保存しておき、問題が発生した際にそのシステムを復元する機能がある。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

補助記憶装置とは:auxiliary memoryとは / auxiliary storage

補助記憶装置
:auxiliary memory / auxiliary storage

 補助記憶装置[auxiliary memory/auxiliary storage]とは主記憶装置を補うための記憶装置のこと。コンピュータ用のプログラムやデータを記憶する装置。外部記憶装置、二次記憶装置ともいう。

 記憶媒体にはハードディスク、磁気テープ、光磁気ディスクなどがある。補助記憶装置は拡張性に優れており、しかも大容量。プログラムやデータを、電源を切っても記録が維持される外部記憶装置に保存しておき、必要に応じて主記憶装置に読み込んで処理を行う。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定(PC関連)

メモリとは:memory

メモリ
:memory

 メモリ[memory]とはCPUが高速にアクセスできる記憶素子のこと。

 CPUが直接アクセスできるメモリをメインメモリといい、特にRAMを用いた記憶装置を単にメモリと呼ぶことが多い。メモリは1チップあたりのメモリ量、アクセスタイムなどでコストに差があり、高速かつ大容量であるほど高価になる。現在では、安価で高速なメモリとしてDDR SDRAMなどが一般化している。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 記録媒体 記録メディア

CPUとは:Central Processing Unitとは

CPU
:Central Processing Unit

 CPU[Central Processing Unit]とはコンピュータの核となる中央処理装置のこと。MPU[Micro Processing Unit]と呼ぶ場合もある。また、コンピュータ本体の意味でプロセッサと同義に使われることもある。

 コンピュータは演算装置、主記憶装置、制御装置、入出力処理装置などから構成されているが、そのうち演算装置と制御装置を合わせた部分がCPUにあたる。主記憶装置までを含めてCPUということもある。CPUの機能を1つのLSI[大規模集積回路]にまとめたものをマイクロプロセッサという。パソコン用CPUとしては、米国Intel[インテル]社の86系などがある。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能

EXEファイルとは:エグゼファイルとは

EXEファイル
:エグゼファイル

 EXEファイル[エグゼファイル]とはWindowsやMS-DOSのファイルの一種で、実行可能形式のファイルのこと。実行ファイルともいう。

 データファイルとは異なり、この形式のファイルを指定するとプログラムが読み込まれ、実行される。ファイルの拡張子は『.EXE』。EXEファイルは機械語で記述されたバイナリ形式のファイルであるため、テキストエディタで開こうとしてもファイルを正しく開くことができない。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能 / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

FATとは:ファットとは

FAT
:ファット

 FAT[ファット:File Allocation Table]とはWindowsでディスク管理に使うファイル管理情報テーブルのこと。FATを用いたファイルシステムを指すこともある。

 可変長のファイルシステムでは、1つのファイルが連続した領域に書き込まれるとは限らない。FATには、管理の単位であるクラスタの使用/未使用、1つのファイルを構成するクラスタの連鎖の情報が記録されている。また、FATの各エントリのデータ長を32ビットに拡張し、扱えるディスク容量やファイル数を増やしたものが、FAT32と呼ばれるもの。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能

GPTとは:GUID Partition Tableとは

GPT
:GUID Partition Table

 GPT[GUID Partition Table]とはハードディスクのフォーマットや分割に関する規格の1つのこと。
GUIDパーティションテーブルの略。GUIDとも呼ばれる。

 2TB以上のハードディスクを使用するためには、この規格でフォーマットする必要があるが、Windows XPなどの古いOSでは対応していない。また、起動ドライブとするには、64bit版Windows 7などの対応OSとEFIが必要になる。Linux、FreeBSDではBIOS搭載のコンピュータからでも起動できるソフトウェア[ブ一トローダー]がある。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定(PC関連) / 外付けハードディスク[HDD]

NTFSとは:NT File Systemとは

NTFS
:NT File System

 NTFS[NT File System]とはWindows標準のファイル管理方式のこと。

 大容量ディスクの管理に制限や転送速度面で課題のあるFAT方式の欠点を補った方式。さらにセキュリティ保護、ファイルの断片化がしにくいなどの面でもFAT方式より優れている。Windows2000以降での標準ファイルフォーマットとなっている。ジャーナリングファイルシステムとしての機能を持つようになり、突然の停電などに見舞われた時にデータが失われる可能性が低くなっている。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能 / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

TIFFとは:ティフとは

TIFF
:ティフ

 TIFF[ティフ:Tag Image File Format]とは米国Aldus[アルダス]社と米国マイクロソフト社が開発した画像データのファイル形式のこと。

 他機種とのデータの移植性が考慮されており、Windowsで使われるTIFF形式ファイルをMacintoshアプリケーションで読み込むことができる。TIFFにはMacintosh型とIBM型がある。また、画像データを圧縮しているLZW[Lempel-Ziv Welch:Compression]型と、圧縮していない無圧縮[No Compression]型に分かれる。

関連:PCの情報処理 演算装置 / PC[パソコン]の記憶機能 / 画像 動画 文字