キーワード選定 Webサイト制作のSEO対策

キーワードの選定

キーワード選定 Webサイト制作のSEO対策

Webサイトで狙いに行くキーワードの選定はSEO対策の出発点であり、また効果を大きく左右する非常に重要な作業です。こちらではそんなキーワード選定の重要性とともに、実際に選定する際の5つの手順を解説します。

掲載コンテンツ:SEO対策におけるキーワードの重要性  /  キーワード選定

 対象のWebサイトでどのようなキーワードを狙いに行くかを決めることは、SEO対策の出発点であるとともに、その先のSEO対策の効果を大きく左右する非常に重要な作業となります。
 このキーワードの選定はSEO対策を釣りに例えれば釣り場の選定であり、その餌の選定でもあります。つまり、キーワードの選定を失敗すれば魚のいない所で釣りをしたり、肉食の魚の前にパンを付けた釣り糸を垂らすようなことになり、その他のことを一生懸命やっても全く効果を期待できないことになります。

SEO対策におけるキーワード

 先にも述べましたが、キーワード選定はSEO対策で非常に重要な作業です。例えばあなたがWebサイトへの集客サービスを行っているとします。その場合、あなたはどのようなキーワードでSEO対策をしますか??

検索キーワード 検索件数
ホームページ 2,740,000
seo 450,000
Webサイト 165,000
seo対策 74,000
sem 74,000
集客 74,000
ホームページ 集客 3,600
HP 集客 2,900
Web 集客 1,900
sem対策 590
Webサイト 集客 260
  • そのまま『Webサイト 集客』としますか
  • それとも『ホームページ 集客』にしますか
  • また、『seo対策』というキーワードも追加しますか
  • それとも、『sem対策』というキーワードを追加しますか

 SEO対策を行うキーワードの選定時に重要になるのは各キーワードの検索件数です。
 右の表は2013年の日本のGoogleにおける、各検索キーワードの月間の検索件数です。これを見ればわかると思いますが、全て『Webサイトへの集客サービス』に関連した文言ですが、それぞれ検索件数が大きく異なるのがわかると思います。
 もしあなたが、『Webサイト 集客』のキーワードを選定した場合はGoogle経由での訪問者数は1ヶ月で最大239,260人(=165,000+74,000+260)となりますが、『ホームページ SEO対策』なら3,264,000人(=2,740,000+450,000+74,000)と10倍以上となります。もちろん、それぞれのキーワードを調べた人から見込まれるコンバージョン率等も勘案しなければなりませんが、単純に検索件数だけで言えば、ここでどのようなキーワードを選定するかで、結果が何十倍にもなる可能性があるということはわかって頂けると思います。

キーワード選定作業

 では次に実際のキーワード選定手順を見てみましょう。キーワード選定の手順は、私達SEO対策業者もだいたい以下のような5つの手順に沿って行います。

  1. 候補となるキーワードのリストアップ
  2. キーワード毎の検索件数の推定
  3. キーワード毎の検索数の遷移の調査
  4. キーワード毎のコンバージョン率の推定
  5. キーワード毎の競合の調査

 上記のようにキーワード選定の第一歩は候補となるキーワードのリストアップ作業です。ここで洗い出したキーワードの中からSEO対策をするキーワードを選定することになるので、想像力を働かせ類語辞典なども利用して提供するサービスに関連するキーワードをできるだけ多くリストアップしましょう。

 キーワード選定作業の第二ステップはリストアップしたキーワードのそれぞれの検索件数の推定作業です。リストアップしたキーワードの中から先入観で対策するキーワードを選定する方をよく見かけますが、これは大きな間違いの原因となります。検索件数を教えてくれるサービスは様々なものがありますので、先入観に囚われず、しっかりと実際の数値を利用することを心がけましょう。

 現在のキーワード毎の検索件数の推定とともに行わなければならないのが、将来の検索件数の推定です。対象のキーワードが現在頻繁に検索されていたとしても、半年後、1年後、そして将来に渡って検索され続けなければせっかく行ったSEO対策の価値も半減してしまいます。
 そのため、現在の検索件数が十分あるSEO対策候補のキーワードに関して、過去の検索データも調べ、その推移から将来の検索件数を推定する作業もしましょう。

 キーワード毎の現在及び将来に渡る検索件数の推定の結果、SEO対策をするキーワードがある程度しぼり込まれます。そうしたら次は、絞り込まれたキーワード毎のコンバージョン率の推定です。
 『ホームページ』や『Webサイト』を検索している人は、『ホームページの制作方法』や『Webサイトのデザイン』が検索の目的で、必ずしも『ホームページへの集客サービス』『Webサイトのへの集客サービス』が目的であるとは限りません。つまり、検索件数が多いことと目的の効果が高いことは必ずしも一致しないのです。しっかりとそのキーワードが本当に提供するサービスの利用に繋がるのかを考える必要があるのです。

 ここまではユーザーの動向からSEO対策をするキーワードも絞り込んできましたが、最後に競合サイトとの関係を確認しておきましょう。例え、どんなにキーワードの検索件数が多くコンバージョン率が高かったとしても、表示順が上位になれなければ意味がありません。そのため、対象のキーワードにおいて、表示順が上位になり易いのか否かを調べておく必要があるのです。
 競合サイトを調べる際には、競合サイトの規模や構造はもちろん、競合サイトがどのキーワードに対してSEO対策を行っているのか、その運営期間や現在の状況など様々な面からの調査を行い、競合サイトの強さを測りましょう。

 このように候補となるキーワードのリストアップ、そして現在と将来の検索件数の推定、コンバージョン率の推定、競合調査が終わりましたら、これらのことを総合して、最終的なSEO対策を行うキーワードを選定しましょう。この際のアドバイスとして1点追加をすると、検索件数の合計を考えるということです。1つのキーワードだけではなく複数のキーワドを含むようにすることで、引っかかる可能性のあるキーワードの数はもちろん、その組み合わせも増え、結果期待される対象の検索ボリュームも格段に増えるからです。

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