SEO対策におけるリンク
こちらではWebサイト制作におけるSEO対策としてリンクについて扱います。その効果が弱まっているとは言え現在でも明確なSEO対策効果のあるリンクについて、具体的なSEO対策方法を解説します。
SEO対策においてリンクが非常に重要であり、そして現在も明確なSEO対策効果があることは『内部リンクと外部リンク』で解説した通りですが、こちらではその重要なリンクの具体的なSEO対策方法を解説します。
リンクによって特定のWebページに評価を集中させる方法や、より効果のあるリンクの張り方など具体的なリンクによるSEO対策の方法を紹介していますのでWebサイト制作時の参考にして下さい。
SEO対策におけるリンクの意義と現状
『内部リンクと外部リンク』で解説した通り、Webサイトのリンクには内部リンクと外部リンクがあり、SEO対策においては各情報の関連付け機能とは別に、人気や評価の受け渡しという機能を有します。
また、現在ではかつてと比べるとリンクのSEO対策効果は小さくなってきてはいますが、今でも外部リンクには間違いなくSEO対策効果があることも解説した通りです。
ではそのリンクに関して、具体的なSEO対策はどのようにすればよいのでしょうか??次項ではその具体的なSEO対策方法について解説します。
SEO対策の基礎 効果的なリンクの張り方
リンクを利用した効果的なSEO対策方法はどうすればよいのでしょうか??
リンクのSEO対策では以下のことがポイントになります。
- 被リンク数の方が発リンク数より多くなるように
- リンク元のWebページ[Webサイト]の評価の高い方が被リンクの効果が大きい
- より分野の近いWebページ[Webサイト]からの被リンクの方が効果が大きい
- アンカーテキストにはキーワードを含める
- title属性をしっかりと明記する
まず発リンク数と被リンク数の関係ですが、SEOにおいてリンクは人気や評価の受け渡しの意味を持つので、
- 発リンク=評価を分け与える
- 被リンク=評価を受け取る
というSEO上の効果をもたらします。つまり、『被リンク数-発リンク数』がプラスでないと、分け与えた評価の方が多いこととなり、結果対象のWebサイト及びWebページの評価が下がることになります。
次にリンク元の評価や分野についてですが、SEOにおいてリンクは人気や評価の受け渡しの意味を持ちますが、その受け渡される評価もリンク元のWebサイトによって効果が変わります。
現実の世界でも全く知らない人が評価しているより、有名人やその分野の専門家が評価している方が信用出来たり人気が出るように、全く評価されていなかったり全く関係のないWebサイトからの評価より評価が高かったり関係のある分野のWebサイトやWebページからの被リンクの方がSEO効果が高いのです。
この時の元のWebサイトの『評価』に関しては、そのWebサイトの運営期間やPageRankなどからある程度推測することができます。
そしてアンカーテキストとtitle属性についてですが、被リンクを張ってもらうときには必ずアンカーテキストにリンク対象のWebサイトやWebページのキーワードを入れるようにしましょう。
このことは『内部リンクと外部リンク』で解説した『18歳未満』『デスブログ』の検索結果のことから理解できると思いますが、全く『18歳未満』のことや『デスブログ』のことを書いていないYahoo! JAPANのホームページや某有名人のブログが1番に検索されるのは、リンク元のアンカーテキストやtitle属性に『18歳未満』『デスブログ』というキーワードが含まれているからです。
ですから、検索エンジンに対して何にリンクを張っているかを伝えてもらうために、アンカーテキストには『こちら』や『これ』などの指示語ではなく、必ず『SEO対策』や『リンクによるSEO対策』など具体的なキーワードを入れるようにしましょう。
SEO対策における内部リンクと外部リンクの違い
前述の5点がリンクにおけるSEO対策の具体的方法になりますが、最後にSEO対策における内部リンクと外部リンクの違いを説明しておきます。
内部リンクも外部リンクも、人気や評価の受け渡しの機能を有し、その対策は同様に行えますが、1点注意しなければならないことがあります。
それはクローラビリティの問題です。各Webサイトの情報を集めるために検索エンジンが回しているクローラーはリンクを辿って各Webサイト、各Webページを行き来します。そのため、
- 外部サイトからの被リンク=自身のWebサイトへのクローラーの流入
- 外部サイトへの発リンク=自身のWebサイトからのクローラーの流出
の可能性があり、そのため被リンクの数を増やし発リンクの数を減らすことは、評価の流出を減らすとともに自身のWebサイトの情報をしっかり検索エンジンに伝えることに繋がります。
一方、内部リンクに関しても、この内部リンクを辿ってクローラーがWebサイトの各ページの情報を収集していくので、リンクの貼られていないWebページに関しては情報を収集してもらえずないものと扱われることになってしまいます。そのため、評価の受け渡しの観点からはあまり内部リンクでも発リンクを多くすることは良くありませんが、しっかりとWebサイト全体を検索エンジンに把握してもらうために全てのページに被リンクが張られるよう内部リンクを網の目のように張る必要があります。
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