タイトル[title要素] WebサイトのSEO対策

タイトル[title要素]選定

タイトル[title要素] WebサイトのSEO対策

制作したWebサイトに選定したキーワードを適切に反映する作業は、SEO対策において非常に重要な作業となります。こちらではその中でも特に重要な『タイトル[title要素]』へのキーワード反映方法を解説します。

掲載コンテンツ:サイト名とタイトル[title要素]  /  タイトル選定時のポイント  /  記述時の注意点

 WebサイトへのSEO対策の第一歩目としてキーワードの選定が終了したら、次は選定したキーワードをWebサイトへ反映する作業です。
 最適なキーワードを選定してもそれはWebサイトに反映されて初めて効果を発揮します。その反映すべき主な箇所は『SEO対策の基本』でご紹介した、『サイト名とページタイトル』『meta要素』『見出し要素』『コンテンツ』となりますが、こちらではその中でも特に大切になる『サイト名とページタイトル』についてご紹介します。

サイト名とタイトル[title要素]

 最初にサイト名とタイトル[title要素]それぞれについて簡単に解説をしておきましょう。
 まずはサイト名ですが、これは読んで字のごとく、Webサイトの名前です。当サイトで言えば『Web制作会社.com』がサイト名ということになります。一方、タイトル[title要素]ですが、こちらはWebページ毎の内容を表す表題でHTMLのhead要素の中に記述されます。
 つまり、サイト名はそのWebサイトの屋号やブランド名にあたり、タイトル[title要素]はWebページ毎につける表題を実際に記述したものになります。結果、多くの場合、サイト名はWebサイトのホームページ[トップページのことで、ルートドメイン直下のページ]のタイトル[title要素]に含まれることとなります。例えば当Webサイトでは、

  • ・サイト名
    >> Web制作会社.com
  • ・HOMEタイトル[title要素]
    >> Web制作会社.com │ Webサイト制作・SEO対策の専門会社
  • ・当ページのタイトル[title要素]
    >> タイトル[title要素] WebサイトのSEO対策 – Web制作会社.com

となっています。

そして、このサイト名を含むタイトル[title要素]は、まさに本のタイトルのように、各Webページの内容を簡潔に表すものなので、検索エンジンも重要な評価要素として扱っています。

 参考までにタイトル[title要素]の記述方法を以下に示します。

<head>
<title>タイトル内容</title>
</head>

タイトル[title要素]選定時のポイント

 ここでは前述のようにGoogle等の検索エンジンも重要な評価要素として扱っており、SEO対策で非常に重要になるタイトル[title要素]の選定時のポイントを紹介します。

 タイトル[title要素]を選定する際に考慮すべきポイントは以下の4つになります。

  • キーワードの検索数
  • キーワードの組み合わせ
  • コンテンツとの整合性
  • 簡潔さとキャッチーさ

前2つの『キーワードの検索数』と『キーワードの組み合わせ』については、このタイトル[title要素]がSEO対策の重要な要素であるので当たり前ですが、しっかりと狙いたいキーワードを、それもしっかりと検索件数のあるキーワードを含めるように注意してください。
 また利用するキーワードの選定の詳細は『キーワードの選定』に任せますが、単体のキーワードばかりに囚われず、キーワードの組み合わせもしっかりとチェックするように気をつけてください。このWebページのタイトルである『タイトル[title要素] WebサイトのSEO対策 – Web制作会社.com』を例にすれば、『タイトル』『title要素』『Webサイト』『SEO対策』『Web制作』などが目立つキーワードですが、『タイトル SEO対策』『title要素 SEO対策』『Webサイト SEO対策』…、と各キーワードの組み合わせにも注意して、総合的に検索件数が多くなるようにキーワードを選定し、タイトル[title要素]を決定しています。

 次にコンテンツとの整合性ですが、これはSEO対策初心者が陥りがちな落とし穴となるので注意が必要です。
 タイトル[title要素]がSEO対策において非常に重要なので検索件数が多いキーワードを含めるようにと伝えると、対象のページのコンテンツをあまり関係がなくても出来るだけ検索数の多いキーワードを使う人がいます。このようなことをしてもコンテンツとキーワードの関係が薄ければSEO対策の効果も期待できず、結局上位に表示されることはありません。また、万が一上位表示されたとしても、訪問者の希望のコンテンツではないので、結局利用してもらえることもありません。つまり、検索件数だけに囚われ、タイトル[title要素]にコンテンツと整合性のないキーワードを含めても、SEO対策効果が低く訪問者数を減らすだけでなく、コンバージョン率も下げる結果となるので注意が必要です。

SEO対策の基礎 検索結果

 最後に簡潔さとキャッチーさについて触れておきましょう。
 検索エンジンは、タイトル[title要素]の内容をWebサイトの内容把握のためだけに利用するのではなく、右図のオレンジ枠内のように検索結果に表示します。そのため、数ある検索結果の中からクリックしてもらえる可能性を上げるために、キーワードを羅列しただけのタイトル[title要素]ではなく、簡潔でキャッチーなタイトル[title要素]をつけるようにしましょう。
 タイトル[title要素]にキーワードを反映させることも重要ですが、表示された際にユーザーの興味を引き、しっかりとクリックしてもらえるようにすることも重要になります。

タイトル[title要素]記述時の注意点

 最後にタイトル[title要素]を記述する際の注意点を紹介しておきましょう。
 簡単に言うと狙うキーワードは絞り込み、より重要なキーワードから記述するようにすることが大切です。
 検索エンジンは、各キーワードの重みとその順番を評価対象にしていると推定されます。そのため、あまりに多くのキーワードを記述するとそれぞれのキーワードの重みが軽くなり、どのキーワードも評価されないこととなるので、狙うキーワードは絞り込む必要があります。出来れば表示された際の見栄えの問題からも、タイトル[title要素]は長くても全角40文字程度が良いでしょう。また、より前に記述されているキーワードをより高く評価するとされているので、より重要なキーワードをより前に記述した方が、より大きなSEO効果を得られるのです。

 以上簡単になりますが、タイトル[title要素]記述時の注意点になります。

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