F値とは:エフちとは
F値[エフち]とはカメラにおいて、焦点距離÷レンズ口径[絞り口径]で求められるレンズの性能を表す数値の1つのこと。
F値には絞りを全開にした開放F値と、絞り込んだときの値である絞りF値の2種類がある。このうち、カタログに記載されるのは開放F値。F値が小さいほど全体的に明るく撮影できる。一方で、F値が大きくなるとピントの合う距離の範囲が広がる。被写界深度が深くなるともいう。
デジカメ[デジタルカメラ]関連のIT用語集です。現在は様々な商品や製品にITが組み込まれ生活をより便利にしてくれています。
ここではそんなITやWebに関連する商品や製品の中で、コンデジや一眼レフ[single-lens reflex]等のデジカメ[デジタルカメラ]の種類からF値[エフち]やオートフォーカス[auto focus]等の関連技術、Exif[イグジフ:Exchangeable Image File Format]等の関連フォーマットまでデジカメ[デジタルカメラ]に関連するIT用語を紹介・解説します。
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分類による検索
F値[エフち]とはカメラにおいて、焦点距離÷レンズ口径[絞り口径]で求められるレンズの性能を表す数値の1つのこと。
F値には絞りを全開にした開放F値と、絞り込んだときの値である絞りF値の2種類がある。このうち、カタログに記載されるのは開放F値。F値が小さいほど全体的に明るく撮影できる。一方で、F値が大きくなるとピントの合う距離の範囲が広がる。被写界深度が深くなるともいう。
一眼レフ
:イチガンレフ[single-lens reflex]
一眼レフ[イチガンレフ:single-lens reflex]とは1つのレンズで撮影とのぞき穴[ビューファインダー]への投影を同時に行うカメラのこと。また、その機構のこと。
一眼レフでは、ビューファインダ-から見た映像がそのまま撮影画映像になるため、視差[パララックス]が生じないメリットがある。
オートフォーカス[auto focus]とはカメラで、自動的に焦点[ピント]を合わせる機能のこと。
シャッターボタン[レリーズ]を半押しすることなどによって作動する。大きく分けて受像した映像のコントラストや位相をもとに焦点を合わせるパッシブ方式と、カメラから赤外線や音波を出して距離を測るアクティブ方式の2つの方式がある。デジタルカメラにおいては、パッシブ方式の一種であるコントラスト検出方式を用いるのが主流。
顔認識[face recognition]とは顔の画像デー夕を解析して個人を識別したり、画像の中から人間の顔の場所を識別したりする技術のこと。
最近のデジタルカメラなどで利用されている技術。
コンデジとはコンパクトデジタルカメラの略。
一般的にデジカメとコンデジは同義だが、一眼レフのデジカメ=デジイチ[デジタル一眼レフカメラの略]と区別してコンデジと呼ぶ。
ダイレクトプリント[direct print]とはデジタルカメラとプリンタをつなぎ、デジタルカメラの画像を直接プリントすること。画像データを保存したメモリカードを、プリンタに装備されたカードスロットにセットして写真を印刷することも、ダイレクトプリントという。
ダイレクトプリントの標準規格であるPict Bridgeに対応したデジタルカメラとプリンタを使用すれば、異なるメーカー間でもダイレクトプリントが可能。
関連:デジカメ[デジタルカメラ] / プリンタ― / 機能 操作
デジタル一眼レフカメラ[DSLR:Digital Single Lens Reflex camera]とはレンズから入ってきた光をそのままファインダーで確認し、撮影できる一眼レフ機構を備えたデジタルカメラのこと。
従来の光学式一眼レフカメラのフィルムによる記録部分を撮像素子、メモリなどの電子回路の組み合わせにしたもの。一般にコンパクトデジタルカメラ[コンデジ]と比べて解像度が高く、中高級機として普及が進んでいる。ほとんどの機種はレンズ交換式になっている。
デジタルカメラ[digital camera]とは撮影した画像をデジタル信号として記録するカメラのこと。略してデジカメともいう。
静止画を記録するデジタルスチルカメラと、動画を記録するデジタルビデオカメラの2つを含む。画像や動画をデジタルデータのままパソコンなどで手軽に扱えることから急速に普及した。記録媒体には静止画の場合フラッシュメモリを搭載した各種メモリカードを利用する。一般的にデジカメという場合は、デジタルスチルカメラを指す。
デジカメとはデジタルカメラ[digital camera]の略。撮影した画像をデジタル信号として記録するカメラのことを指す。
デジカメには静止画を記録するデジタルスチルカメラと、動画を記録するデジタルビデオカメラの2つがある。画像や動画をデジタルデータのままパソコンなどで手軽に扱えることから急速に普及した。記録媒体には静止画の場合フラッシュメモリを搭載した各種メモリカードを利用する。一般的にデジカメという場合は、デジタルスチルカメラを指す。
デジタルビデオカメラ
:digital video camera
デジタルビデオカメラ[digital video camera]とは撮影した動画をデジタル信号として記録するデオカメラ。
撮影後のデータ加工が容易なだけでなく、画質そのものが従来のアナログのテープ式ビデオカメラより優れている。家庭用のものはハードディスクやメモリカードなどに録画するものが多く、DV方式[Digital Video format]として業界標準化され各社から製品が発売されている。
メモリースティック[Memory Stick]とはソニー社が中心となって開発した、半導体メモリを利用した小型IC記録メディアの規格のこと。
デジタルカメラやネットワークウォークマン、携帯電話、PDAなどのデータ記憶媒体として採用されている。バリエーションとして、著作権保護機能のマジックゲートを搭載したメモリースティックなどもある。
関連:デジカメ[デジタルカメラ] / 記録媒体 記録メディア
メモリカード[memory card]とはメモリをカード型のデバイスに収めたもののこと。
もともとはノートパソコンの拡張メモリ増設用として登場したが、その後フラッシュメモリが低価格化するにつれ、ハードディスクなどに代わる記録媒体として用いられるようになった。当初はPOMCIAやJEIDAが制定した規格であるPCカードが主流だったが、その後米国SanDisk[サンディスク]社が策定したコンパクトフラッシュ[CF]規格をはじめ、SDメモリーカード、メモリースティックなど多種の規格ができた。利用分野もパソコンだけでなく、デジタルカメラや携帯型音楽プレイヤー、PDAやカーナビなど幅広く使われている。
関連:デジカメ[デジタルカメラ] / 記録媒体 記録メディア
ライブビュー[live view]とはデジタル一眼レフカメラの機能の1つのこと。レンズに映った映像をリアルタイムで液晶ディスプレイに表示する。
コンパクトデジタルカメラでは当たり前の機能ですが、一眼レフの機構上、ピント合わせや撮影時には使用できない機種や、撮影用とライブビュー用の2つの機構を備えた機種もある。
関連:デジカメ[デジタルカメラ] / 表示 インターフェース
Exif[イグジフ:Exchangeable Image File Format]とは電子情報技術産業協会[JEITA:ジェイタ]が制定した、デジタルカメラのデータ記録フォーマットのこと。
現在、携帯電話内蔵のカメラも含めた多くの製品が対応している。Exifは基本的にJPEGに準拠した画像フォーマットで、これに加えサムネイル画像や撮影情報などのデータがファイル中に埋め込まれている。最新版のExif2.2は通称Exif Print[イグジフプリント]と呼ばれ、撮影時の設定情報をプリンタドライバに渡すことで、印刷時の色の補正などが自動的に行われる。
関連:PCの情報処理 演算装置 / デジカメ[デジタルカメラ] / 画像 動画 文字