高解像度ディスプレイとは:high resolution display
高解像度ディスプレイ
:high resolution display
高解像度ディスプレイ[high resolution display]とは高解像度の画像を表示するディスプレイ機器のこと。
PC[パソコン]のディスプレイ[モニター]、プロジェクター関連のIT用語集です。ディスプレイ[モニター]とは文字や図形を表示する装置のことで、パソコン[PC]等のコンピューターの5大機能の中の出力機能を担います。同様にプロジェクターもディスプレイ[モニター]と同様に画像や映像を表示する装置ですが、プロジェクターはスクリーンなどに画像を投影する点が異なります。
こちらでは、そんなパソコン[PC]等のコンピューターのディスプレイ[モニター]とプロジェクターに関して、液晶ディスプレイ[Liquid Crystal Display]やプラズマディスプレイ[PDP]等の規格から、ドットピッチ[dot pitch]やフルスクリーン[full screen]等の単位や表示方法まで、パソコン[PC]等のコンピューターのディスプレイ[モニター]とプロジェクターに関連するIT用語を紹介・解説します。
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高解像度ディスプレイ
:high resolution display
高解像度ディスプレイ[high resolution display]とは高解像度の画像を表示するディスプレイ機器のこと。
透過型液晶ディスプレイ[transmissive LCD]とは画面の後ろにバックライトを使うことで、画面を表示する形式の液晶ディスプレイのこと。
外部光を利用して表示を行う反射型液晶ディスプレイに比べて消費電力が大きいものの、暗い室内などでも彩度の高い画面を表示することができる。
液晶ディスプレイ
:Liquid Crystal Display
液晶ディスプレイ[Liquid Crystal Display]とは液晶[電圧に応じて光の透過率が変化する物質]をガラス板にはさみ、表示装置にしたもの。LCDともいう。
液晶のデジタル表示板は古くから用いられてきたが、液晶セルの小型化により、コンピュータディスプレイにも使用可能になった。低消費電力、軽重、薄型が特徴。主な表示方式には単純マトリクス方式[TN、STNなど]とアクティブマトリクス方式[TFT、MIMなど]の2種類があり、コストや大きさ、用途に応じて使い分けられる。
液晶パネル
:えきしょうパネル[Liquid Crystal Panel]
液晶パネル[えきしょうパネル:Liquid Crystal Panel]とは液晶ディスプレイの表示部のこと。
液晶プロジェクター
:Liquid Crystal Projector
液晶プロジェクター[えきしょうプロジェクター:Liquid Crystal Projector]とは液晶パネルを用いて映像を拡大投影する装置のこと。
プレゼンテーションなどにおいて、パソコンと接続して大画面で見せることができる。液晶プロジェクターによるプレゼンテーションは、OHP[OverHead Projector]によるプレゼンテーションにとって代わりプレゼンテーションのスタンダードとなっている。
解像度[resolution]とは一定領域に表示されるドットの細かさ、または総ドット数をいう。
解像度には、コンピュータの表示能力①を示すもの、ディスプレイの性能を表すもの、プリンタの印刷能力や、スキャナーの分解能力を示すものなどがある。
まずコンピュータの解像度に関して解説する。コンピュータの解像度に関しては、一般にレゾリューションとも呼ばれ、コンピューターの画面を構成するドットの総数を指す。例えば『640×480ドット』とは、コンピューターが横方向に640個、縦方向に480個のドットを表示できるという意味。
次にディスプレイの解像度についてだが、これはドットの大きさを示すドットピッチと、表示可能なドットの数で表される。ドットピッチはドット間の隙間[通常は0.32mm~0.21mmほど]を示すもので、狭いほど高精細な表示が可能となる。
最後にプリンタ、スキャナー、画像データの解像度について解説する。この場合はの解像度とは、1インチあたりの分解できるドット数で示され、単位にはdpiを使用する。
関連:ディスプレイ プロジェクター / プリンタ― / 表示 インターフェース / 表示 インターフェース(PC関連)
1.輝度[きど:luminance/brightness]とは平面状の光源がある方向に単位立体角あたりに放射する光の光源における、単位面積あたりの明るさのこと。
発光するもの自体の明るさだけでなく、照明を受けて光っている二次的な明るさについてもいう。単位はcd/m2[カンデラパー平方メートル]で表す。
2.輝度[きど:luminance/brightness]とはディスプレイなどの、画面や画像の明るさのこと。
明るさを調節する機能を、輝度調節やブライトネスという。
1.スキャン[scan]とは画像入力装置[スキャナー]で、画像などを光学的に読み込み、デジタルデータに変換すること。走査ともいう。
2.スキャン[scan]とはCRTディスプレイの蛍光面に電子線を当てること。
3.スキャン[scan]とは特定のデータ情報を調べたり探したりすること。
ディスプレイ[VDT:Visual Display]とは画像の出力装置の1つで、文字やグラフィックを表示する装置のこと。モニタともいい、プロジェクターにより画面を投影するものも含める場合もある。
現在では、ブラウン管に代わり液晶ディスプレイ[LCDディスプレイ]やガス放電光を利用したプラズマディスプレイが主流になっている。性能を評価する目安としてドットピッチと解像度があり、ドットピッチはドットの間隔により性能を表し、細かいほど画質が良くなる。一方解像度は画面の縦横のドット数で性能を表し、1600×1200のように表記され、特定のドット数にはUXGAやFHDなどの名称が付けられ、それで呼ばれている。画面の縦横比は4:3に代わり16:9のワイド型が主流になってきている。
デジタル接続[digital connection]とはディスプレイの接続方式の1つのこと。
グラフィックチップからディスプレイまで信号が劣化しないため、鮮明な画像が得られる特徴がある接続法。液晶ディスプレイで採用され、接続にはDVI端子を用いる。家電の分野ではテレビ[TV]とHDDレコーダ[Hard Disk Drive recorder]などを接続するために、HDMI[High-Definition Multimedia Interface]端子が用いられている。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 仕様 規格 設定
ドツトピッチ[dot pitch]とはディスプレイに表示されるドット間の距離のこと。
ドットピッチが細かければそれだけ画面表示は精細なものになり、美しく、見やすい。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 単位 形式 スタイル
薄膜ダイオード
:はくまくダイオード[TFD / Thin Film Diode]
薄膜ダイオード[はくまくダイオード][TFD:Thin Film Diode]とは液晶の表示装置の方式の一つで、薄膜状のダイオードをガラス基板上に敷き詰めたもののこと。
TFT液晶と比べて発色は若干劣るものの、消費電力が劇的に少ないため主に携帯電話などの小型端末に採用されている。
反射型ディスプレイ
:reflective color LCD
反射型ディスプレイ[reflective color LCD]とは外部光を利用して表示を行うディスプレイのこと。
通常のディスプレイはバックライトをイ吏用してディスプレイの表示を行うが、反射型液晶ディスプレイは外部光の反射を利用して画面を表示する。消費電力が少なくなる、屋外での視認性に優れるというメリットがある。電子書籍に用いられる電子インクなどが代表的な反射型ディスプレイ。ただし、夜中や照明を消した室内など、外部光が十分でない場所では画面が表示されないという欠点がある。携帯機器向けの液晶ディスプレイとして主に使用されている。
半透過型液晶ディスプレイ
:half transparent LCD
半透過型液晶ディスプレイ[half transparent LCD]とは屋内と屋外など、周囲の光量によって透過型と反射型で切り替えることができる液晶ディスプレイのこと。
光のあるところではバックライトを使用しないため、消費電力を抑えることができる。携帯電話などの持ち運びを行うデバイスで多く利用されている。最近では、背面が透けて見える次世代のディスプレイを指して用いられる場合もある。
標準出力[standard output]とはOSがアプリケーションソフトウェアに対して用意している、標準的な出力先となる装置のこと。プログラム起動時に特別な指定がない限り、ディスプレイ[画面]を指す。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連) / 表示 インターフェース(PC関連)
プラズマディスプレイ
:PDP[Plasma Display Panel]
プラズマディスプレイ[PDP:Plasma Display Panel]とは高圧ガスの放電発光を利用したディスプレイのこと。
自発光型のディスプレイで、高い輝度が得られる、視野が広い、応答が速い、大型化が容易などの利点がある。従来は液晶ディスプレイに比し、消費電力や耐久性などに難点があったが、近年は改善されている。暗部の再現性など、立体感のある繊細な映像表現が可能なため、映画鑑賞などに向いている。大型化が容易なことから壁掛けテレビなどへ応用が可能である。
関連:IT・Web家電 / ディスプレイ プロジェクター
フルスクリーン[full screen]とはディスプレイの画面全体にウィンドウを表示すること。フルスクリーン表示とも呼ばれる。
WindowsやMac OSなどの操作画面で、ウィンドウからタイトルバー、タスクバー、ウィンドウ枠などがすべて取り払われ、ウィンドウの内容のみがディスプレイいっぱいに表示された状態を指す。操作を思わせるアイコンなどがすべて排除されるため、誤操作が少なくなる。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)
プレビュー[preview]とは印刷などの正式な出力の前に、モニタ上に仮出力する機能のこと。
アプリケーションまたはプリンタドライバに内包された機能のこと。ワープロ、DTP、グラフィック書類などの出来上がり状態を知ることができる。プレビュー機能を使うと、プリンターが持つ印刷情報を反映した印刷イメージが表示されるため、より正確な印刷結果を把握することができる。
関連:ディスプレイ プロジェクター / プリンタ― / 表示 インターフェース(PC関連)
プロジェクター[projector]とはスクリーンにモニタ画像を映写する機器のこと。
スライドやOHPに代わるプレゼンテーション用のアイテムとして台頭してきたもので、最大300インチ程度の画像を投射できる。現在では、プレゼンテーション用だけでなく映画などの投影に適したシアター用が販売されている。一般化している液晶プロジェクターやDLP(Digital Light Processingの略:米国テキサス.インスツルメンツ社の商標)プロジェクターは、RGBそれぞれのフィルタや電子制御される微小な鏡を通した光を合成する方法を採り、高画質化が進んでいる。ディスプレイ同様の規格であるVGA、SVGAなどの解像度と、画面の明るさの平均値ANSIルーメン、明度差を示すコントラストが性能の3大指標。
CRTディスプレイ
:Cathode Ray Tube Display
CRTディスプレイ[Cathode Ray Tube Display]CRT[陰極線管=ブラウン管]を用いたディスプレイのこと。
VDT[ビデオディスプレイターミナル]とも呼ばれる。CRTは電子銃から細いビームを発生させ、蛍光体を塗ったスクリーンに当てて発光させる仕組みで、電子ビームを走査[スキャン]して、画面全体に当てる。液晶ディスプレイなどの普及により、近年では少なくなっているが、液晶ディスプレイやPDPに比べて重量も設置面積も大きいが、低価格化が最も進んでいる。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 仕様 規格 設定
EL[Electronic Luminescence (backlight)]とは液晶パネルなどのバックライト用の照明のこと。ELバックライトともいう。
蛍光体が電界によって発光する現象である電界発光を利用した技術で、ノートパソコンのバックライトなどに使われる。発光体にジアミン類などの有機物を使うものを有機EL、硫化亜鉛などの無機物を使うものを無機ELという。
pixel[ピクセル]ディイスプレイ上の画面を構成する最小単位の点のこと。画素[受光素子] と同じ意味。
画面の横方向をX、縦方向をYとして、碁盤の目のように区切り、XとYに整数の番号を付けて、ひとつひとつのピクセルを取り扱う。この度合いが解像度と呼ばれる。各ドットが階調を持つ場合にはpixelとdotは同じ意味になるが、プリンタのように階調が限られる、もしくはない場合には複数のdot[ドット]で階調を表し、1つのpixelに対応させる。
関連:ディスプレイ プロジェクター / 単位 形式 スタイル
RGB(信号)[Red Green Blue code]とはカラーディスプレイなどの映像、画像デバイスを接続するインターフェースのこと。
加法混色の三原色である赤[Red]、緑[Green]、青[Blue]を個別の信号で接続することから、こう呼ばれている。RGBの各色ごとに明るさが調節されることで、様々な色と様々な明るさの色が表現され
関連:ディスプレイ プロジェクター / 画像 動画 文字 / 表示 インターフェース
TFT(カラー)液晶ディスプレイ
:Thin Filum Transistor color liquid crystal display
TFT(カラー)液晶ディスプレイ[Thin Filum Transistor color liquid crystal display]とは液晶のドットごとに駆動トランジスタ[Thin Film Transistor]が付いているアクティブ・マトリクス方式を使用したカラー液晶ディスプレイのこと。
TFT液晶はラインごとにトランジスタが付いているSTNやDSTNなどの単純マトリクス方式の液晶に比べ、画質が均一でムラのない大画面が得られる。特にカラー化されたものは、従来に比べて、コントラストなどの点で優れている。液晶パネルなどに使われる。近年は、さらに上位のポリシリコン[p-Si]TFTも実用化されている。