PC[パソコン]の記録媒体[記憶媒体] 記録メディア - IT用語辞典・Web制作用語集

記録媒体 記録メディア関連Web制作用語集

PC[パソコン]等のコンピューターの記録媒体[記憶媒体]、記録メディア関連のIT用語集です。記録媒体[記憶媒体]、記録メディアとは、データを記録する装置や部品のことで、単にメディアと呼ぶこともあります。通常は、データを何らかの微細な物理的パターンに置き換えて記録・保持する部品と、それを駆動して読み書き操作を行なうドライブ[drive]と呼ばれる装置から成りますが、CD[Compact Disc]やDVD[Digital Versatile Disc]等の光学ディスク[optical disk]等ではこれらが分離するため、前者のみを指して記憶媒体といいます。

こちらではそんなパソコン[PC]などのコンピューターに関連する記録媒体[記憶媒体]、記録メディアについて、光学ディスク[optical disk]や光学ドライブ[optical drive]、磁気媒体[magnetic media]等の規格から、書き込み[writing]や初期化[initialization]等の操作、機能、仕様まで、パソコン[PC]などのコンピューターの記録媒体[記憶媒体]、記録メディアに関連するIT用語を紹介・解説します。

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メディアコンバータとは:media converter

メディアコンバータ
:media converter

 1.メディアコンバータ[media converter]とは通信手順を変更せずに、銅線、光ファイバー、電波といった伝送媒体のみを変換する装置のこと。

 異なる媒体間を中継するリピーター装置のこと。FTTHサービスの宅内装置もメディアコンバータと呼ぶことがある。一般的なメディアコンバーターの例として、メタルケーブルと光ケーブルを接続する装置がある。

 2.データを別の記憶媒体[メディア]に移し換える装置のこと。

 ビデオテープの内容をDVDに保存し直すなど、データの内容はまったく変更せずに保存媒体を変更するための装置のこと。

関連:記録媒体 記録メディア / 通信機器 ネットワーク機器

メモリとは:memory

メモリ
:memory

 メモリ[memory]とはCPUが高速にアクセスできる記憶素子のこと。

 CPUが直接アクセスできるメモリをメインメモリといい、特にRAMを用いた記憶装置を単にメモリと呼ぶことが多い。メモリは1チップあたりのメモリ量、アクセスタイムなどでコストに差があり、高速かつ大容量であるほど高価になる。現在では、安価で高速なメモリとしてDDR SDRAMなどが一般化している。

関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 記録媒体 記録メディア

メモリカードとは:memory card

メモリカード
:memory card

 メモリカード[memory card]とはメモリをカード型のデバイスに収めたもののこと。

 もともとはノートパソコンの拡張メモリ増設用として登場したが、その後フラッシュメモリが低価格化するにつれ、ハードディスクなどに代わる記録媒体として用いられるようになった。当初はPOMCIAやJEIDAが制定した規格であるPCカードが主流だったが、その後米国SanDisk[サンディスク]社が策定したコンパクトフラッシュ[CF]規格をはじめ、SDメモリーカード、メモリースティックなど多種の規格ができた。利用分野もパソコンだけでなく、デジタルカメラや携帯型音楽プレイヤー、PDAやカーナビなど幅広く使われている。

関連:デジカメ[デジタルカメラ] / 記録媒体 記録メディア

メモリースティックとは:Memory Stick

メモリースティック
:Memory Stick

 メモリースティック[Memory Stick]とはソニー社が中心となって開発した、半導体メモリを利用した小型IC記録メディアの規格のこと。

 デジタルカメラやネットワークウォークマン、携帯電話、PDAなどのデータ記憶媒体として採用されている。バリエーションとして、著作権保護機能のマジックゲートを搭載したメモリースティックなどもある。

関連:デジカメ[デジタルカメラ] / 記録媒体 記録メディア

ラベルとは:label

ラベル
:label

 1.ラベル[label]とは記憶媒体のボリュームやファイル、レコードを識別するための文字列[識別子]のこと。

 2.ラベル[label]とは変換や配列を区別するため、データ項目に付ける文字列のこと。

 3.ラベル[label]とはプログラムで処理が別の部分へ分岐する場合に、その分岐先に付ける名前のこと。

 アセンブラやコンパイラは、プログラム中に埋め込まれたラベルをもとにラベルテーブルを作成し、分岐命令があった場合、そのラベルテーブルを参照して分岐位置を決定する。

関連:外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア / 開発 制作 プログラミング

読み込みエラーとは:read error

読み込みエラー
:read error

 読み込みエラー[read error]とは外部記憶装置などからデータを読み込む際に起きるエラーのこと。リードエラー、読み出しエラーともいう。

 媒体の破壊、書き込まれたデータ自体の異常、読み込み装置の故障、メモリ不足などの問題で、データの読み込みに失敗したときに発生します。

関連:外付けハードディスク[HDD] / 機能 操作(PC関連) / 記録媒体 記録メディア

ランダムアクセスとは:random access

ランダムアクセス
:random access

 ランダムアクセス[random access]とは記憶媒体上の位置や格納順、キーの順番に関係なく、必要とするデータに直接アクセスできること。ダイレクトアクセスともいう。

 どのデータにもほぼ同じ所要時間でアクセスできるのが特徴。CD-ROM、ハードディスクなどがこれにあたる。一方、データに順番にアクセスすることをシーケンシャルアクセスといい、磁気テープがこれにあたる。ランダムアクセスを行うデータは一定長ごとに区切られており、区切られた領域ごとにIDを振って管理されている。

関連:外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア

CDとは:Compact Discとは

CD
:Compact Disc

 CD[Compact Disc]とは光ディスクの1つで、直径12cm、または8cmの円盤に音や画像をデジタルデータで記録したもののこと。コンパクトディスクともいう。

 1981年にソニー社とオランダPhilips[フィリップス]社が共同で公開し、基本特許を持つ。記憶容量は約640MB。特に、音楽専用を指す場合はCD-DA[Digital Audio]というが、一般に音楽専用はCD、コンピュータのデータ用はCD-ROMと呼ばれている。また、この規格の延長上にCD-G[Graphics]、CD-EG[Ex-tended Graphics]、CD-V[Video]、CD-MIDIなどがある。論理フォーマットは、1988年にISOで承認されたハイシエラフォーマットを用いている。レッドブックなどと規格書の表紙の色で内容を通称している。

関連:記録媒体 記録メディア

CD-Rとは:CD Recordableとは

CD-R
:CD Recordable

 CD-R[CD Recordable]とはオレンジブックと呼ばれている規格書で規定されている、データの書き込みが一度だけ可能なCDのこと。

 オレンジブックで定義されている追加仕様としては、何度でも書き込み消去が可能なCD-RW、一度だけ書き込み可能で、消したり追加したりはできないCD-WO[write once]シングルセッション、何度でも追記が可能なCD-WOマルチセッションの3種類がある。さらに、CD-WOマルチセッションの追加仕様としてフォトCDがある。近年、CD-RメディアもCD-Rドライブも非常に低価格になったため、個人用とでデータの記録保存に用いるケースが一般的になっている。

関連:仕様 規格 設定 / 記録媒体 記録メディア

CD‐ROMとは:シーディーロムとは

CD‐ROM
:シーディーロム

 CD‐ROM[シーディーロム:CD-Read Only Memory]とは読み出し専用メモリとして、コンピュータのデジタルデータを記録するためにCDを使ったもののこと。

 その規格は、レッドブック(1981年)と呼ばれている音楽用CDの規格を一部拡張変更したイエローブック(1985年)で決められている。当初、イエローブックによって定められたものは物理フォーマットのみだったので、特定の機械専用のディスクとしてしか利用できなかったが、イエローブックの追加分として論理フォーマットが定められ、ハイシエラフォーマットがISO9660として規格化されました。これによって、少なくとも文字情報は、どの機械でも読めるように標準化された。現在、CD-ROMドライブを搭載したパソコンの多くは、このISO9660に対応している。また、CD-ROMの規格だけでなく、CD‐DA[Digital Audio]にも対応しているものがほとんどで、さらにCD-ROM XAに対応しているドライブもある。

関連:仕様 規格 設定 / 記録媒体 記録メディア

CD‐RWとは:シーディーアールダブリュとは

CD‐RW
:シーディーアールダブリュ

 CD‐RW[シーディーアールダブリュ:CD-ReWritable]とは記録と消去を繰り返せるCDのこと。

 オレンジブックPartⅢに規格化されている。PDやDVD-RAMと同じく相変化記録方式を採用している。書き込みを行うには対応したドライブが必要となるが、CD-RWからのデータの読み出しは、一般的なCD-ROMドライブでもできる。

関連:仕様 規格 設定 / 記録媒体 記録メディア

CODECとは:コーデックとは

CODEC
:コーデック

 CODEC[コーデック:COder-DECoder]とは音声や動画データをデジタル信号に変換[復元]する処理、またはそのための装置や回路のこと。

 音声信号のデジタル符号器[coder]と、デジタル復号器[decoder]の合成語。アナログ音声信号をデジタル信号に変換[A/D変換]し、デジタル信号をアナログ音声信号に変換[D/A変換]する。音声や画像の記録や伝達に用いられる。

関連:PCの情報処理 演算装置 / 技術 テクノロジー(規格) / 記録媒体 記録メディア

DVDとは:Digital Versatile Discとは

DVD
:Digital Versatile Disc

 DVD[Digital Versatile Disc]とは1995年9月に松下電器産業、ソニー、東芝など10社により組織されたDVDフォーラムが統一規格化したデジタルビデオディスクの略称のこと。ソニー社は後に開発から撤退している。

 基本としては、直径12cm、厚さ0.6mmのディスクを2枚貼り合わせ、信号変調方式はEFMPlus、映像信号圧縮方式はMPEG2を採用している。通常のCDと見かけは変わらないが、読み取りや書き込みのレーザー光の波長を短くすることで、記録密度を向上させ、大容量の記憶を可能にしている。通常のDVDであるDVD-ROMの他に、一度だけ書き込みができるDVD-R、DVD+R、DVD-RDL、DVD+RDL。複数回の書き込みができるDVD-RW、DVD+RW、DVD-RAMなどがある。ただし、DVD-RAMは記録方式が異っているため、対応するドライブが限定される。記録型のDVD-RAMやDVD-RWでは相変化記録方式を用いている。デジタル放送の普及に伴い、映像録画用途としては著作権保護規格であるCPRMに対応したDVD-RやDVD-RAM、DVD-RW、DVD+R DLなどが主流になっている。

関連:仕様 規格 設定 / 記録媒体 記録メディア

FDDとは:Floppy Disk Driveとは

FDD
:Floppy Disk Drive

 FDD[Floppy Disk Drive]とはフロッピーディスクを読み書きする装置のこと。フロッピーディスクドライブの略。

 ヘッドの移動機構、回転軸、変復調用の回路などで構成される。大抵のパソコンは標準で内蔵しているが、小型のノートパソコンでは外付けの場合もある。近年は大容量フラッシュメモリの普及などにより、使われる機会は少なくなっている。

関連:記録媒体 記録メディア

MicroSDカードとは:マイクロエスディーカードとは

MicroSDカード
:マイクロエスディーカード

 MicroSDカード[マイクロエスディーカード]とはSDカードの中で最も小さいメモリーカードのこと。

 サイズは11mm×15mm×1mm、容量は256MB~2GBとなっている。携帯電話やデジタルオーディオプレーヤーなどに採用されていて、変換アダブタを利用することでSDカード用のドライブでも仕様できる。SDカードに関する業界団体であるSDアソシエーション[SDA]によって規格が承認されている。

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MOとは:Magneto Optical diskとは

MO
:Magneto Optical disk

 MO[Magneto Optical disk]とはデータの書き換えが可能な光ディスク記憶装置のこと。

 データの書き込み時に磁気を利用しているので光磁気ディスクともいう。データの読み出しは光学的に行うが、データの言き込みは記録面の表面をレーザーで加熱し、冷えて固まる前に磁気ヘッドで表面の磁界を固定することで行う。表面を再加熱したり、極端に強い磁場の影響を受けたりしなければデータに影響はなく、普通の磁気媒体より長寿命だと言われている。

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ROMとは:ロムとは

ROM
:ロム

 ROM[ロム:Read-Only Memory]とは書き込みができ読み出しだけが可能な記憶装置のこと。一般には半導体ROMを指すが、CDやDVDのような記憶媒体を指すこともある。

 半導体ROMには、マスクROM(工場での製造時に内容が書き込まれている。)、PROM(ROMライターによりデータが書き込めるROM)の2種類があり、PROMにはさらに、データ消去、再書き込みが可能なEPROMとEEPROM、フラッシュメモリなどがある。RAMと異なり、電源が切られてもデータは消えない。コンピュータの電源を入れたときに、いちばん最初に起動するプログラムであるIPL(Initial Program Loader)などの、パソコン起動時に必要なプログラムが焼き付けられている。

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SDメモリカードとは:Secure Digital memory cardとは

SDメモリカード
:Secure Digital memory card

 SDメモリカード[Secure Digital memory card]とは米国SanDisk[サンディスク]社と松下電器産業[現パナソニック]社、東芝社が共同開発した小型メモリカード、およびその規格のこと。SDカードともいわれる。

 サイズは縦32×横24×厚さ2.1mm。デジタル音楽プレイヤー、デジタルカメラ、携帯端末[PDA]、携帯電話などで利用されている。容量は製品によって複数の種類があるが、上限が2GBとなっている。SDMI[デジタル音楽著作権保護協議会] の規格に適合した著作権保護機能を搭載しており、メディア自体には誤消去を防止するプロテクトスイッチが付いている。現在では携帯電話の小型化に伴って、より小さなminiSD、microSDが作られている。

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SDHCメモリカードとは:SD High Capacity memory cardとは

SDHCメモリカード
:SD High Capacity memory card

 SDHCメモリカード[SD High Capacity memory card]とは2006年1月に発表された、SDカードの上位規格のこと。FAT32に対応し、最大容量が32GBとなった。転送速度も向上し、6MB/s以上での高速なデータ転送が可能。サイズはSDカードと同一。SDHCカード対応機器でSDカードを使用することはできるが、旧来のSDカード対応機器でSDHCカードを使用することはできない。miniSDHCカード、microSDHCカードもある。

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SSDとは:Solid State Driveとは

SSD
:Solid State Drive

 SSD[Solid State Drive]とはフラッシュメモリを利用した、ハードディスクのように動作する外部記憶装置のこと。

 ハードディスクと比べて消費電力が低く、データの読み込みが速く軽量で、衝撃耐久性にも優れている。フラッシュメモリドライブともいう。。フラッシュメモリの低価格化を受け、主に携帯用のノートパソコンなどでハードディスクの代わりに使われるケースが増えている。

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