affinityとは:相性
affinity[相性]とは異なる機器間や、OSとソフトウェア間の組み合わせの適性のこと。
コンピュータと周辺機器の接続や、各種ソフトウェアのOSへのインストールなどにおいて、接続や操作が正しくても正常に動作しない場合や不具合のある場合に、「相性が悪い」などと表現する。
PC[パソコン]等のコンピューターの設定、仕様、規格関連のIT用語集です。パーソナルコンピュータ[Personal Computer/PC/パソコン]の普及により、人々の生活スタイルは激変し、現在ではパソコン[PC]などのコンピューター無しの生活は考えられません。
ここでは、そんなパソコン[PC]などのコンピューターに関して、筐体[case]やコネクタ[connector]等の仕様や規格から、シングルタスク[single task]や動作環境[system requirements]等の設定まで、PC[パソコン]等のコンピューターの設定、仕様、規格に関連するIT用語を紹介・解説します。
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affinity[相性]とは異なる機器間や、OSとソフトウェア間の組み合わせの適性のこと。
コンピュータと周辺機器の接続や、各種ソフトウェアのOSへのインストールなどにおいて、接続や操作が正しくても正常に動作しない場合や不具合のある場合に、「相性が悪い」などと表現する。
イジェクトボタン[eject button]とはDVD-ROMやCD-ROMなどを、装置から取り出すためのボタンのこと。
推奨環境[recommend environment]とはメーカーによって提示されるソフトウェアやプログラムが快適に動作する環境のこと。
オペレーティングシステム[OS]やソフトウェアが快適に動くために必要とされる、システムやハードウェア構成をいう。
内蔵[internal]とはコンピュータの筐体の内側に周辺機器が格納されていること。外部に接続されているものは外付けという。
ノイマン型コンピュータ
:von Neumann type computer
ノイマン型コンピュータ[von Neumann type computer]とは制御装置、演算装置、主記憶装置、入力装置、出力装置という5大要素からなり、プログラム内蔵方式、逐次処理方式を採用したコンピュータのこと。
プログラム[命令とデータの集合]を先頭から主記憶装置に格納し、制御装置が命令を逐次制御して必要に応じ演算装置への指令を出し、データを演算したり入出力装置に働きかけるといった構造[逐次処理方式]を持つ。この方式はアメリカの数学者フォン・ノイマンが1946年に考案したもので、それにちなみノイマン型コンピュータと呼ばれる。現在ほとんどのコンピュータはこの型である。なおノイマン型とは異なる構造のコンピュータを非ノイマン型コンピュータという。
関連:パソコン ノートPC / 仕様 規格 設定(PC関連)
2038年問題とは一部のOSやプログラミング言語で2038年1月19日午前3時14分8秒以降、日付や時刻を正しく扱えなくなり、コンピュータが誤作動を起こす問題のこと。
C言語やUNIXなどでは、1970年1月1日午前0時からの経過秒数で時刻を管理しており、上限値の21億4748万3647秒を超えると正しい時刻の表現が不可能になるため、この問題が発生する。社会に混乱を招く可能性が懸念されており、システム変更などの対処が必要となる。最近のOSや言語処理系では対策として時刻の管理に64ビットの符号付き整数を利用しており、問題は起きない。
HDレスとは記憶装置としてハードディスクの代わりにフラッシュドライブなどの半導体メモリを利用すること。
この半導体メモリをSSD[ソリッドステイトドライブ]という。ノートPCやネットブックなどで省スペース化と静音化を主な目的としていますが、読み込み速度の高速化やディスクドライブが無くなることによる衝撃への耐性強化も見込める。
関連:パソコン ノートPC / 仕様 規格 設定(PC関連)
SCSI[スカジー:Small Computer System Interface]とはパソコンなどの小型コンピュータと周辺機器を接続するための標準インターフェースのこと。現在では汎用性や性能が大幅に強化された後継規格、SCSI-2やSCSI-3が普及している。
アーキテクチャ[architecture]とはハードウエアとソフトウェアの双方を含めた、システム全体の構築手法や設計思想のこと。
「構造」を意味する英語の建築用語architectureを語源とする。似た言葉にプラットフォーム[platform]があるが、プラットフォームは、特定のアプリケーションを動作させるハードウェアや0S(オペレーティング、システム)、ミドルウェア(OSとアプリケーションの中間に位置するソフトウェア)、環境(インターフェースの仕様)を指すことが多い。
関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定(PC関連)
相性[あいしょう:affinity]とは異なる機器間や、OSとソフトウェア間の組み合わせの適性のこと。
コンピュータと周辺機器の接続や、各種ソフトウェアのOSへのインストールなどにおいて、接続や操作が正しくても正常に動作しない場合や不具合のある場合に、「相性が悪い」などと表現する。
インターフェースボード[interface board]とはコンピュータに周辺機器を接続するための拡張用ボードのこと。
ハードディスクなどを増設する場合に使うIEEE1394ボード、USBボードなどがある。
オペレーティングシステム[OS:Operating System]とはコンピュータのハードウェアとソフトウェアを総合的に管理するソフトウェアで、基本ソフトともいう。一般的にはOSといわれる。
パソコン用のオペレーティングシステム[OS]としては、32ビット、64ビットパソコン用の『Microsoft Windows』が有名。パソコンではハードディスクを記憶装置として備えているものが多く、それらのディスクを中心にしたシステム管理という意味で、特にDOS[ドス:Disk Operating System]と呼ばれている。またWindowsなどの普及から、OSも絵やアイコンを用いたグラフィカルユーザーインターフェース[GUI:グイ]が中心になってきている。また、MacOSは発売当初からGUIを採用している。
力ーネル[kernel]とはOSの中核部分にあたる基本機能を実装したソフトウェアのこと。
OSの中核部分として、アプリケーションソフトや周辺機器の監視、ディスクやメモリなどの資源の管理、割りこみ処理、プロセス間通信など、OSとしての基本機能を提供し、ハードウェアとソフトウェアがやり取りできるようにする。。追加機能や周辺機器の制御ソフトウェアドライバなどをモジュール化して、後から追加できるようになっている。
拡張スロット[extended slot]とはパソコンに拡張インターフェースボード[拡張用ボード]を装着するための挿入口のこと。
拡張スロットを利用して拡張をすることで、パソコンが標準で備えている機能より高い機能を持たせることができる。拡張用ボードにはグラフィックボード、サウンドボード、LANボードなど様々なものがあるが、各スロットには規格があり、規格に合ったボードしか接続することは出来ない。
拡張性[extendability]とは拡張メモリや拡張用ボードなどを付け足すことのできる余地のこと。
拡張スロットや対応周辺機器が豊富なほど『拡張性が高い』という。
記憶容量
:memory capacity / storage capacity
記憶容量[memory capacity/storage capacity]とは1つの記憶装置に書き込める情報量の大きさのこと。
一般にはバイト[B]単位で表すが、ワード単位で表すこともある。記録媒体には主に磁気媒体と光学媒体の2種類があるが、この磁気媒体なのか光学媒体なのか、そしてその形式によって記憶容室に大きな差がある。磁気媒体、特にハードディスクの場合は、パソコン用では数100GB[ギガバイト]から数TB[テラバイト]を超える記憶容量の製品も多数ある。
起動ディスク[bootable disk]とはシステムを起動させるためのプログラムが入っているディスクなどのこと。
筐体[きょうたい:case]とはハードディスクドライブや光学ドライブ、マザーボード[基盤]などの部品を納めるための箱のこと。
電子部品を衝撃やほこりなどから守るいわゆるPC[パソコン]ケースのことで、様々な材質や形状のものがある。ノートパソコンの場合は、筐体のデザインが使用感にも大きく関係する。
グラフィックボード[graphics board]とは画像を描画し、ディスプレイに出力するためのボード。
GPU[Graphics Processing Unit]と呼ばれる画像描画チップと、高速アクセスのできるメモリで構成されている。かつてはCPUで描画処理を行っていたが、グラフィックボードを使用することで、高速処理や高解像度化、多色化などGUI[Graphical User Interface]環境を整えることができるようになった。CPUと共にグラフィックボードの性能がコンピュータの性能の多くを占めるコンピューターの非常に大切な構成要素である。チップセットにGPUの機能を取り込み、低価格化を実現しているものもある。グラフィックカード、ビデオカードなどとも呼ばれる。
互換性[compatiblity]とは機能の共有性を示す言葉で、ハードウェアやOS、ソフトウェアのいずれかを交換しても同じように動作したり処理できること。コンパチビリティともいう。
一般に、同じOSに対応していても、メーカーが異なれば同一のソフトウェアが動作しなかったり、同じソフトウェアでもバージョンが異なれば、同一の処理ができなかったりする。そして、こうした異なる環境でも動作することを『互換性がある』という。例えば、Windows用のアプリケーションは互換性が高く、Windowsが動作する限りどのメーカーのパソコンでも動作する。また、バージョンの異なるソフトウェアで、上位[最新]バージョンが下位[旧]バージョンで作成したデータを処理できることを『上位換I性がある』、逆の場合を『下位互換性がある』という。
コネクタ[connector]とはコンピュータと周辺機器を接続するときに使うケーブルの接続部分のこと。
用途によって多くの種類があり、パラレル方式の場合一般に同時に送られる信号が多いほど内部の端子[ピン]が増える。
コンピュータの5大装置
:five units of a computer
コンピュータの5大装置[five units of a computer]とはコンピュータの基本構成要素を示す概念のこと。
パソコンからスーパーコンピュータまで、すべてに共通の基本機能を表現するために考案された。演算装置、主要記憶装置、制御装置、入力装置、出力装置の5つの基本装置で構成される。
サウンドボード[sound board]とはコンピュータに音源機能を持たせるための拡張ボードのこと。サウンドカードともいう。
FM音源チップやWAVE[ウェーブ]テーブル[音声データ]用のメモリ、D/A[デジタル/アナログ]コンバータ、スピーカー駆動用のアンプなどが搭載されている。
磁気ヘッド[magnetic head]とはハードディスクドライブなどで、直接データを読み書きする電子部品のこと。ヘッド、書き込みヘッドなどともいう。
電磁石をリング状にし、電流を流したとき磁気が狭い範囲に集中するようにしたもので、磁気ディスクなどの磁性媒体で使われている。
関連:PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定(PC関連) / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア
システムディスク[system disk]とはOSなど、コンピュータの起動や基本的な機能に必要なシステムプログラムが記録されているディスクのこと。起動ディスクともいう。
また、アプリケーションソフトのパッケージに含まれるディスクのうち、アプリケーションの本体であるプログラムファイルが保存されているディスクも、システムディスクという。
ジャンパピン[jumper pin]とはハードウェアを組み立てる際、電子回路の構成を簡単に変更できるようにあらかじめ基板上に露出させた端子のこと。
ジャンパピン間の接続パターンを変えて、最終的な回路の構成を決定する。CPUやマザーボードの動作周波数、あるいは電圧設定といった基本的な設定に使われる場合が多い。
関連:仕様 規格 設定 / 仕様 規格 設定(PC関連)
1.仕様[specification]とはハードウェアを構成するメモリ、CPU、周辺機器などの機能や性能のこと。スペックともいう。
2.仕様[specification]とはユーザーの要望をもとに、作成するソフトウェアの機能、性能、動作などをまとめたもののこと。
これを文書化したものを機能要求書、または性能要求害という。プログラムは仕様書に沿って組み立てられるため、仕様書の中途変更はバグ[誤動作]を生み出す大きな原因ともなる。
関連:アプリケーションソフトウェア / 仕様 規格 設定 / 仕様 規格 設定(PC関連)
シングルタスク[single task]とはプログラム管理方式で、1回に1つずつタスクを処理する方式のこと。
タスクを順に1つずつ処理していく方式がシングルタスクで、OSが複数のタスクを独立したメモリ空間上で短時間で切り替えて同時進行で処理する方式をマルチタスクという。MS-DOSはシングルタスク方式のOSであり、Windows7やMacOS XはマルチタスクのOSである。
関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定(PC関連)
外付け[sxternal]とはパソコン本体の外部に周辺機器を設置すること。
周辺機器として外付けされるものはCD-RWドライブ、ハードディスクドライブなど。現在外付け時にイ吏われるインターフェースは、USBが主流。
チップセット[chip set]とはある機能を実現するために設計された複数のLSI[大規模集積回路:Large Scale Integration]のセットのこと。
グラフィックやLANなどに特化した周辺回路を統合したものが使われている。