IT構造 ITシステム - IT用語辞典・Web制作用語集

IT構造 システム関連Web制作用語集

IT構造、ITシステム関連のIT用語集です。情報処理や情報伝達のために必須のIT[情報技術/information technology]は現在の社会になくてはならない技術です。

ここではそんなITにおいてリレーショナルデータベース[relational databace]や会話型[conversational mode]等のITの構造やシステムに関連するIT用語を紹介・解説します。

Webサイト制作やSEO対策、IT関連の知識拡充に最適なIT用語辞典ですので、是非ご利用下さい(Web制作会社.com提供)。

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作業用ファイルとは:working file

作業用ファイル
:working file

作業用ファイル[working file]とは編集途中の文書データなどを一時的に記録しておくためのファイルのこと。テンポラリファイルとも呼ばれる。

 ワープロソフトやグラフィックソフトは編集対象のデータファイルのサイズが大きいので、これをメモリには展開せずに、一時的にハードディスク上にファイルとして展開する方法が採られるが、この際のファイルを作業用ファイル[ワークファイル]、作業用ファイルが作られるディレクトリを作業用ディレクトリ[ワークディレクトリ]という。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

作業領域とは:working area

作業領域
:working area

 作業領域[working area]とはプログラム実行中に、計算を行ったり途中の結果を一時的に退避させるために確保されている記憶領域のこと。ワークエリアともいう。

 通常はメインメモリ上に確保されるが、メインメモリが小さい場合はハードディスクなどの外部記憶装置上に確保されることもある。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

システムとは:system

システム
:system

 システム[system]とはある目的を表現するために必要な部品や、機能の組み合わせ、人的配置などの集合のこと。

 システムとはコンピュータの場合、ある目的に適したハードウェア、ソフトウェアとデータのすべてなど複数の要素が体系化され、全体として機能する構成の総称をいう。一般には、原因と結果の間にある経路などもシステムという。
 ある目的、あるいは方向性を持つものの集合体をシステムといい、目的に合わせて必要な要素を集め、その流れを整理して体系的にまとめることをシステム化という。

関連:IT構造 システム / Webシステム / ネットワークシステム

シャットダウンとは:shutdown

シャットダウン
:shutdown

 シャットダウン[shutdown]とはコンピュータシステムを終了するための手続きのこと。

 システムの終了時にはシステム情報など、起動中はメモリー上にある重要なデータをハードディスクに格納する。現在の汎用コンピュータ[ゲーム機や家電組込の専用機を除き]では、低速な周辺機器[ディスクなど]のデータをメモリ上に保持していたりシステム情報をメモリ上で管理していたりするので、シャットダウン手続きを取らないと、システムが壊れることがある。

関連:IT構造 システム / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

常駐プログラムとは:resident program

常駐プログラム
:resident program

 常駐プログラム[resident program]とは常に主記憶装置にあるプログラムのこと。この他、よく使われるユーティリティなどを常駐プログラムとする場合も多くある。常駐終了型プログラム[TSR]と呼ばれることもある。

 代表的なものには、インスタントメッセージングソフト[IMソフト]やアンチウイルスソフトがある。これに対し、通常のアプリケーションは実行されるときのみファイルシステムから主記憶装置に読み出して使用する。

関連:IT構造 システム / PC[パソコン]の記憶機能

書庫とは:archive

書庫
:archive

 書庫[archive]とは複数のファイルを1つのファイルにまとめること。

 アーカイブともいい、語源は『記録保管所』『公文害』などといった意味の英語。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

書庫ファイルとは:archival file

書庫ファイル
:archival file

 書庫ファイル[archival file]とははバックアップや配布を目的として、複数のファイルをひとまとめにしたファイルのこと。

 アーカイブファイルとも呼ばれ、ファイルをまとめる際に同時にデータを圧縮することが多く、そのことにより記録容室を小さくでき、また転送時間を節約できるなどの利点がある。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

シングルタスクとは:single task

シングルタスク
:single task

 シングルタスク[single task]とはプログラム管理方式で、1回に1つずつタスクを処理する方式のこと。

 タスクを順に1つずつ処理していく方式がシングルタスクで、OSが複数のタスクを独立したメモリ空間上で短時間で切り替えて同時進行で処理する方式をマルチタスクという。MS-DOSはシングルタスク方式のOSであり、Windows7やMacOS XはマルチタスクのOSである。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定(PC関連)

スプールとは:SPOOL

スプール
:SPOOL

 スプール[SPOOL:Simultaneous Peripheral Operation On Line]とは周辺装置とCPUの間|こデータを蓄えておくバッファ領域をとって、処理待ちの時間を減らす仕組みのこと。

 プリンタなど、CPUに比べて著しくデータ処理が遅い周辺装置を利用する場合、スプールを利用すると、CPUからスプール領域に短時間でデータを転送したあと、スプール領域から周辺機器にデータを転送する間に、CPUは別の処理に取りかかることができる。スプール機能を持った回路をスプーラというが、windowsやMacintoshのプリントマネージャや、プリンタドライバのバックグラウンドプリント機能は、ソフトウェアにスプール機能を持たせたものである。スプーラを内蔵した周辺装置もあり、プリンタ専用のスプーラはプリンタバッファと呼ばれる。

関連:IT構造 システム / PCの情報処理 演算装置

スマートグリッドとは:smart grid

スマートグリッド
:smart grid

 スマートグリッド[smart grid]とは発電から電気の消費まで、最適な体制を整えようという次世代送電網構想のこと。

 発電所から電気供給先への送電網にIT技術を活用して情報管理や通信の機能を持たせようとするもので、次世代送電網ともいう。
 直訳すると「賢い電力網」。IT技術を駆使して、電力の需要側と供給側のバランスをきめ細かく自動的に制御する。例えば、双方向通信可能なスマートメーターを使って家庭の太陽光発電量や電力消費情報をきめ細かく把握し、電力会社側がスマートメーターを通じてエアコンの運転を抑える、といった需要の制御も可能。ムダな発電量の削減、エネルギーロスや二酸化炭素排出室の抑制などが目的とされている。

関連:IT構造 システム / ネットワークシステム

脆弱性とは:ぜいじゃくせい

脆弱性
:ぜいじゃくせい

 脆弱性[ぜいじゃくせい:vulnerability]とはネットワークなどのシステム上に存在するセキュリティ上の危険性のこと。

 ネットワークなどへの攻撃者が、不正な操作で管理者権限を取得できたり、ファイルなど、情報の改変や削除を許してしまうような危険性をいう。セキュリティホールとほぼ同義。バルネラビリティとも呼ばれる。バッファ容量を超えた不正プログラムを送りつけることで、動作異常を起こさせるバッファオーバーフロー攻撃などが代表的。

関連:IT構造 システム / 安全 セキュリティー

地理情報システムとは:GIS

地理情報システム
:GIS

 地理情報システム[GIS:Geographical Information System]とは地図データ上に文字や位置などの情報を関連させ、検索や表示、解析などを行えるようにしたシステムのこと。GISとも呼ばれる。

 コンピュータ上の地図データと他のデータを関連付けたデータベースで、それらの情報の検索、解析、表示などを行うソフトウェアで構成されている。データは地図上に表示されるので、解析する対象の分布や密度などを視覚的に把握できる利点がある。

関連:IT技術 ITテクノロジー / IT構造 システム / 技術 テクノロジー(規格)

通信衛星とは:CS

通信衛星
:CS

通信衛星[CS: Communication Satellite]とは中継機能を持った人工衛星のこと。

CSともいう。遠隔地や地形的に直接交信できない地上局間を中継する。広い範囲の地上局にまとめて配信できること、移動局から送受信できることなどの利点がある。ただし、地上と衛星軌道との長い距離を電波が往復するため、時間遅延が発生する。過去の通信衛星は衛星に電波を反射させていたが、現在の通信衛星はトランスポンダ[中継機]を使って、受信信号を増幅して地上へ再送信することで、高品質の映像や音声が送れるようになり、テレビ[TV]放送にも利用できるようになった。

関連:IT構造 システム / 通信機器 ネットワーク機器

データベースソフトとは:database software

データベースソフト
:database software

 データベースソフト[database software]とはデータベース処理に特化した大量の情報を効率的に整理、運用するためのソフトウェアの総称。

 データベースソフトは、整理済みの情報の再利用までを可能としているものが多い。パソコンレベルでは主にパッケージ販売されているものを指し、米国マイクロソフト社の『Access』『SQL Server(SQLサーバー)』、米国Oracle社[オラクル社]の『Oracle』など、各社が用途別、規模別に商品をリリースしている。

関連:IT構造 システム / アプリケーションソフトウェア

データベース:DB[Data Base]

データベース
:DB[Data Base]

 データベース[DB:Data Base]とは目的や用途ごとに大重のデータを蓄積、整理したファイルのこと。またはその集合のこと。DBやデータバンクと呼ばれることもあり、データベース管理システム[DBMS:DataBase Management System]で管理する。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

デジタルとは:digital

デジタル
:digital

 デジタル[digital]とはデータをOと1などの離散的[非連続的]な数値で表すこと。ディジタルともいう。

 一般的なコンピュータでは、データはOまたは1のデジタル信号の組み合わせで処理される。反意語はアナログで、連続値で表すことを意味する。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

ディジタルとは:digital

ディジタル
:digital

 ディジタル[digital]とはデータをOと1などの離散的[非連続的]な数値で表すこと。デジタルともいう。

 一般的なコンピュータでは、データはOまたは1のディジタル信号の組み合わせで処理される。反意語はアナログで、連続値で表すことを意味する。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

デスクトップ検索とは:desktop search

デスクトップ検索
:desktop search

 デスクトップ検索[desktop search]とはコンピュータ内部のあらゆるデータをキーワードやファイル名で検索できるようにすること。

 ファイルに独自のタグを付けることで、素早く目的のファイルを検索できるようになる。Google[グーグル]やMicrosoft[マイクロソフト]、Yahoo![ヤフー]などがそれぞれ独自のサービスを提供している。

関連:IT構造 システム / 技術 テクノロジー(PC関連) / 技術 テクノロジー(規格) / 機能 操作(PC関連)

デフラグとは:defragmentation

デフラグ
:defragmentation

 デフラグ[defragmentation]とはハードディスクなどの記憶装置中のデータの配列を整理、再配置すること。

 ファイルを再配置することで断片化[フラグメンテーション:fragmentation]している状態を解消し[de]、ファイルの読み込み速度を高める効果が得られる。

関連:IT構造 システム / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

ナビゲーションシステムとは:navigation system

ナビゲーションシステム
:navigation system

 ナビゲーションシステム[navigation system]とは航空機や自動車の航行、運転を支援するシステムのこと。

 自動車用のカーナビゲーションシステムではDVD-ROMなどの記憶装置中の地図データと、通信衛星を利用したGPS[全地球測位システム]で得られた位置情報をもとに現在位置を表示したり、最適経路を表示したりする。

関連:IT・Web家電 / IT構造 システム

ネットワークストレージとは:NAS

ネットワークストレージ
:NAS

 ネットワークストレージ[NAS:Network Attached Storage]とはネットワークに直接接続して共有のストレージ機能を提供するもの。ネットワークアタッチトストレージ[NAS:ナス]ともいい、単独のファイルサーバーと同じように使用できる。

 サーバーの処理を高速化するため、Fiber Channel[ファイバーチャネル]のような高速通信インターフェースを用いて、複数のディスク装置をサーバーに接続するためのネットワークをSAN[サン]と呼ぶ。

関連:IT構造 システム / サーバー ストレージ / ネットワークシステム

パーティションとは:partition

パーティション
:partition

 パーティション[partition]とはハードディスク内部の領域を論理的に分けること。またはハードディスク内部で分割されている領域。領域確保ともいう。

 1つのハードディスクで分割できる領域の個数や容量はOS、ハードディスクインターフェースの仕様などで異なる。領域を分割すると、それぞれの領域が別のファイルシステムとなり、Windowsでは個別のドライブ番号が割り振られる。ハードディスクのファイル管理情報(ディレクトリやFATなど)が壊れた場合の被害をパーティション単位に抑えることができる。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

ビデオオンデマンドとは:VODとは[Video On Demand]

ビデオオンデマンド
:VOD[Video On Demand]

 ビデオオンデマンド[VOD:Video On Demand]とは視聴者が好きなときに見たい番組をリクエストできるという動画配信システムのこと。

 サーバー型の双方向テレビサービスの1つ。VODともいう。ブロードバンドネットワークのキラーアプリ(人気の高いアプリケーション)として利用されている。システムの構造としては、ネットワーク上に映像ファイルを一括管理するサーバーを据え、ユーザーの要求に応じて検索、配信し再生するという形がとられる。なお、ケーブルテレビ[CATV]の発達しているアメリカでは、いくつかのチャンネルを使用して時間差で同じ映画を放映することで、ビデオオンデマンドに近い状況を実現している。これを、NVOD[Near Video On Demand]と呼ぶ。

関連:IT技術 ITテクノロジー / IT構造 システム

メンテナンスとは:maintenance

メンテナンス
:maintenance

 メンテナンス[maintenance]とはシステムの保守、補修や点検のこと。メインテナンスともいう。

 コンピュータシステムの場合は、ハードウェアとソフトウェアのそれぞれにメンテナンスがある。大規模なコンピュータシステムのメンテナンスでは、専門の技術者や業者が定期点検や補修をする。また、システム運用の状況に合わせて、ハードウェアを増強したり、ソフトウェアを改良することもメンテナンスという。具体的なメンテナンスの方途としては、サービスパーソンによる定期的な点検を受ける定期メンテナンスと、あるいはシステム異常や故障などが発生した際に依頼するスポットメンテナンスがある。

関連:IT構造 システム / 機能 操作

ランタイムとは:run-time module

ランタイム
:run-time module

 ランタイム[run-time module]とはプログラム実行時に参照される外部プログラムのこと。

 ランタイムを参照するプログラムは、そのランタイムが入っていないと動かない。OSや開発環境から提供されている。プログラムの作成者によって作られたものもある。ランタイムモジュール、ランタイムライブラリ、ランタイムルーチンと呼ばれることもある。

関連:IT構造 システム / 機能 操作

リレーショナルデータベースとは:relational databace

リレーショナルデータベース
:relational databace

 リレーショナルデータベース[relational databace]とは1件ごとのデータを1行[レコード]で表していて、それぞれの行の中には列[フィールド]が複数あるような表[テーブル]構造を基本とするデー夕ベースのこと。

 単にデータベースといった場合にはリレーショナルデータベースを指していることが多い。複数の表を組み合わせてデータベースを構成するが、対応関係をフィールドで指定するため、関係型データベースという。

関連:IT構造 システム / 仕様 規格 設定

DRMとは:ディーアールエムとは

DRM
:ディーアールエム

 DRM[ディーアールエム:Digital Rights Management]とはデジタル著作権管理のこと。音楽、動画、画像などデジタル情報のための著作権保護システムの総称。

 DRMによって保護されたデータは、そのデータと対応付けられた特定のハードウェア、もしくはソフトウェアでしか再生できなくなるなど複製や移動を制限される。メモリカードなどの記憶媒体に内蔵されたり、音声や動画のプレーヤーソフトやファイルの送受信・転送ソフトに組み込まれたり、様々なシステムがある。

関連:IT構造 システム / デジタル著作権保護