カートリッジとは:cartridge
カートリッジ[cartridge]とは必要とされる機能をまとめた交換可能な、または交換が容易な部品のこと。フランス語の『Cartouche』から変化したもの。
具体的には、プリンタ用のインクカートリッジやドラムカートリッジ、家庭用ゲーム機のソフトウェア媒体などがある。
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PC[パソコン]等のコンピューターのプリンター関連のIT用語集です。その存在無くしては仕事はもちろん生活すら難しいパソコン[PC]などのコンピューター。このコンピューターを使って作成した文書や画像などのデータを、紙などの媒体に印刷するのがプリンターです。
ここではそんなプリンターについて、インクジェットプリンター[inkjet printer]やレーザープリンター[laser printer]等のプリンターの印刷方式による分類から、プレビュー[preview]やトナー[toner]等プリンターの機能や周辺機器まで、PC[パソコン]等のコンピューターのプリンターに関連するIT用語を紹介・解説します。
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カートリッジ[cartridge]とは必要とされる機能をまとめた交換可能な、または交換が容易な部品のこと。フランス語の『Cartouche』から変化したもの。
具体的には、プリンタ用のインクカートリッジやドラムカートリッジ、家庭用ゲーム機のソフトウェア媒体などがある。
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シアン[C:cyan]とは印刷でのインクの色名で、三原色の1つの青色のこと。
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用紙寸法[paper size]とは紙の大きさに関する規格のこと。判型ともいう。
一般に、パソコンのプリンタで使う印刷用紙の規格にはA判とB判があるが、最大はA3判から、最小はハガキサイズまでを扱うことができる。通常はA判が用いられ、特にA4サイズ(210mm×297mm)が多く使われている。どのサイズの用紙に印刷するかはアプリケーション側で設定する。なお、A判はドイツの工業院規格が元になっており、B判は日本の和紙の大きさが元になっている。
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レーザープリンタ
:laser printer / laser beam printer
レーザープリンタ[laser printer/laser beam printer]とはプリント時にレーザー光を使用する形式のプリンタのこと。
コピー機と同じ原理を用いて、感光ドラムにレーザー光を当てて像を静電気でイメージしたあと、トナーを紙に定着させる。一般に、インクジェットプリンタなど他の方式に比べ、処理が高速で大量印刷に向いている。一般に、大型で消費電力が多く高価である。
関連:プリンタ― / 技術 テクノロジー(規格)
色分解[いろぶんかい:color separation]とはカラー原稿を色成分に分けること。
印刷では減法混色になるので、通常はC[シアン]、M[マゼンタ]、Y[イエロー]、K[ブラック]の4色に分解するが、ディスプレイでは光の3原色[RGB]で分解する。なお、印刷原稿では色の再現性や再現領域を広げるため、はじめから混ぜ合わせられたインク[特色]を加えて分解、印刷することもある。
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インクリボン[ink ribbon]とはインパクトプリンタや熱転写プリンタで使うインクの付いたリボンのこと。
インパクトプリンタは、インクリボンを印刷ヘッドのピンで叩いて印刷する方式のプリンタのことで、熱転写プリンタは発熱素子でインクリボンのインクを溶かし、用紙|こインクを転写する方式のプリンタのこと。
印字解像度
:いんじかいぞうど[print resolution]
印字解像度[いんじかいぞうど:print resolution]とは印刷物の文字品質の目安となるもので、1インチに印刷される点[ドット]の数で表す。印刷解像度ともいう。
単位はdpi[dot per inch]で表現され、この値が大きいほど印字品質は高いといえる。印刷物はディスプレイとは異なり1つのドットで多くの階調を表現できないため、複数のドットを組み合わせて1つの画素[ピクセル]を構成することが一般的。
インクカートリッジ[ink cartridge]とはプリンタ用のインクを内蔵したはめ込み部品のこと。
ヘッドとインクが一体化したものもあり、インク交換とヘッドのメンテナンスが同時にできる。インクジェットプリンタなどで利用されている。
インクジェットプリンタ[inkjet printer]とは用紙に液状のインクを吹き付けて
文字を印刷するプリンタのこと。
細いノズルからドットごとにインクを噴出して印刷する。インクの噴出方法はメーカーによって異なるが、代表的な方法は圧電素子を使って押し出す方法[ビエゾ方式]と、発熱体によって発生させた気泡の圧力で噴出す方法[サーマル方式]の2つとなる。現在は6色以上のインクを使った、写真画像のカラー印刷が可能な機種が主流になっている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / プリンタ― / 技術 テクノロジー(規格)
改行幅[line feed width]とは文書印刷における印字行の中心[上下端]から次の行の中心[上下端]までの間隔のこと。
ワープロソフトなどでは、印刷設定時に用紙サイズや上下左右の余白、1ページの行数などを設定して改行幅を決める。
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解像度[resolution]とは一定領域に表示されるドットの細かさ、または総ドット数をいう。
解像度には、コンピュータの表示能力①を示すもの、ディスプレイの性能を表すもの、プリンタの印刷能力や、スキャナーの分解能力を示すものなどがある。
まずコンピュータの解像度に関して解説する。コンピュータの解像度に関しては、一般にレゾリューションとも呼ばれ、コンピューターの画面を構成するドットの総数を指す。例えば『640×480ドット』とは、コンピューターが横方向に640個、縦方向に480個のドットを表示できるという意味。
次にディスプレイの解像度についてだが、これはドットの大きさを示すドットピッチと、表示可能なドットの数で表される。ドットピッチはドット間の隙間[通常は0.32mm~0.21mmほど]を示すもので、狭いほど高精細な表示が可能となる。
最後にプリンタ、スキャナー、画像データの解像度について解説する。この場合はの解像度とは、1インチあたりの分解できるドット数で示され、単位にはdpiを使用する。
関連:ディスプレイ プロジェクター / プリンタ― / 表示 インターフェース / 表示 インターフェース(PC関連)
改ページ[FF:Form Feed]とはプリンタの機能の1つで、次の紙の先頭まで紙を送ること。フォームフィード[FF]ともいう。
ワープロソフトでは、文章中に改ページマークを入力すると、プリンタの制御機能によって改ぺージされる。
カット紙[cut sheet]とはプリンタで使う印刷用紙でA判やB判の大きさに切り揃えられた定型紙のこと。カットシートともいう。
プリンタ用紙には、連続紙、□-ル紙、単票、タックシールなどの種類があるが、カット紙はこのうちの単票のことを指す。
給紙[paper feed]とはプリンタに印刷用紙を供給すること。紙送りともいう。
プリンタに用紙を供給する装置には、用紙によっていろいろなものがある。連続用紙を供給するアクセサリをトラクタフィーダ、単票用紙を連続的に供給するものをカットシートフィーダ、1枚ずつ手差しで供給するものをシートガイドという。この他、ハガキなどの特殊用紙を供給する装置もある。
関連:プリンタ―
サーマルプリンタ[thermal printer]とは高温の印字ヘッドのピンをインクリボンや感熱紙に押し付けて印字するプリンタのこと。
レジやFAXで利用されている。
関連:プリンタ―
差込み印刷[print with insertion]とは共通レイアウトに個別のデータを別文書で与えるワープロの印刷機能のこと。
封書や葉書表書き、請求書、挨拶状などを効率良く生成できる機能。例えば、請求書などのレイアウトを作るとき、あらかじめ宛名の部分を『差込み可能』な設定の空欄にしておき、印刷時に名前や住所のデータを記録した差込みファイルを指定すると、差込みファイルから宛名や住所を読み込んで、空欄に当てはめた上で印刷される。
三原色[richromatic]とはプリンタやディスプレイなどによる色表現の基本となる色のこと。
カラーインクのC[青:Cyan]、M[赤:Magenta]、Y[黄:Yellow]を重ね合わせた減法混色[減色混合]と、カラーディスプレイなどのR[赤:Red]、G[緑:Green]、B[青:Blue] の発光体を重ね合わせた加法混色とがあり、一般にCMYを色の三原色、RGB を光の三原色という。加法混色では、RGBを重ね合わせると最高輝度の白となるが、減法混色のCMYを重ね合わせると色味の着いた黒となり完全な黒にはならないため、商業印刷などでは、K[黒:Keytone]版をさらに重ねることで黒味表現を補完する。これをCMYKという。なお、商業印刷ではインクの色の薄い方から順に重ね合せるため、YMCKという場合もある。
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ダイレクトプリント[direct print]とはデジタルカメラとプリンタをつなぎ、デジタルカメラの画像を直接プリントすること。画像データを保存したメモリカードを、プリンタに装備されたカードスロットにセットして写真を印刷することも、ダイレクトプリントという。
ダイレクトプリントの標準規格であるPict Bridgeに対応したデジタルカメラとプリンタを使用すれば、異なるメーカー間でもダイレクトプリントが可能。
関連:デジカメ[デジタルカメラ] / プリンタ― / 機能 操作
1.段組[number of columns]とは1行を短く区切り、ベージあたりの文章レイアウトを複数の段で構成すること。
2.段組[number of columns]とはワープロやDTPソフトで文書を2段組や3段組などで印刷すること。
関連:プリンタ― / 表示 インターフェース / 表示 インターフェース(PC関連)
トナー[toner]とはレーザープリンタやコピー機で利用される、紙の着色用の微粒子のこと。インク代わりの粉末状の顔料。
静電気を利用して印字部分に集められ、加熱処理によって固定[固着]する方式が一般的。
関連:プリンタ―
プリンタ[printer]とはコンピュータのデータを紙に出力するための装置のこと。
印刷形式によってインクジェットプリンタ、レーザープリンタなどに分類される。プリンタの印刷品質は1インチ幅に印刷できるドットの数[dpi]で表される。
関連:プリンタ―
プリンタドライバ[printer driver]とはコンピュータでプリンタを制御するためのプログラムのこと。
プリンタの機種ごとに制御方式が異なるので、個別にプリンタドライバが用意される。プリンタドライバは、プリンタの製品に付属しているほか、メーカーのWebサイトから最新のドライバをダウンロードできる。
プリンタバッファ[pronter buffer]とはパソコンからプリンタへのデータを一時的に蓄えるメモリ装置のこと。
印刷の際、パソコンの待ち時間を短縮するために使われる。パソコンとプリンタとの間に置かれたバッファは、CPUからの印刷データを一時的に蓄え、その後バッファからプリンタにデータを渡す。プリンタバッファには、パソコンのメモリを使用する方法[プリンタスプーラ]と、プリンタバッファ装置を接続する方法とがある。また、よく利用するデータをアクセスの高速なデバイスに移し変えて、処理を速くする仕組みをキャッシュという。
関連:プリンタ― / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)
プリントサーバー[ptint server]とはLAN上でプリンタを共有し、複数のパソコンから利用できるようにするサーバーのこと。
プリンタサーバーともいい、プリンタをLANで接続された他のパソコンからも利用可能にする。ネットワークを通じて印刷要求を受け取ると、キューというファイルに一時的に貯めた上で順番にプリンタに送り出す[キューイング]機能を果たす。
関連:Webサービス / ネットワークシステム / プリンタ―
プレビュー[preview]とは印刷などの正式な出力の前に、モニタ上に仮出力する機能のこと。
アプリケーションまたはプリンタドライバに内包された機能のこと。ワープロ、DTP、グラフィック書類などの出来上がり状態を知ることができる。プレビュー機能を使うと、プリンターが持つ印刷情報を反映した印刷イメージが表示されるため、より正確な印刷結果を把握することができる。
関連:ディスプレイ プロジェクター / プリンタ― / 表示 インターフェース(PC関連)
プロッタ[plotter]とはペンまたは静電気とトナーで図形を描画する装置のこと。
ペンのUP、DOWN、移動、交換などの命令により描画する。CADシステムにおける製図図面の出力装置として使われる他、ペンをカッターに付け替えることで、カッティングプロッタとして広告業界や服飾産業などに使用されている。プリンタとプロッタの違いは、プリンタが文字や画像をドットの集合として扱っているのに対し、プロッタは文字や図形をベクタデータである曲線や直線の集合として扱っている点である。
関連:その他(パソコン[PC]関連) / プリンタ―
CMYK
:Cyan Magenta Yellow Key tone
CMYK[Cyan Magenta Yellow Key tone]とはインクを合成する際の4原色のこと。シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の略。商業印刷での4色分版の色名。
シアン[Cyan:青]、マゼンタ[Magenta:赤]、イエロー[Yellow:黄]の3色だけで黒を表現することもできるが、きれいな黒色を出すためにブラック[Keytone:黒]を別に用意する。また、モノクロ印刷を簡便化することもできるため、最近の家庭用プリンタでも黒を別に使用している。
dpi[dot per inch]とは1インチの直線をいくつのドット[点]で表現するかの単位のこと。
印刷や画面表示の解像度を表す単位として使われる。この値が高いほど、解像度が高く、美しい表現が可能となる。例えば、1440dpiのプリンタであれば、1インチあたり1440の点で印刷する。また、スキャナで600dpiといえば、読み取り時の解像度を示す。
関連:パソコン[PC]のスキャナー / プリンタ― / 単位 形式 スタイル
PowerPC[パワーピーシー]とは米国のIBM、アップル、Motorola[モトローラ]の3社が共同開発したRISC[リスク]型CPU、またはそのアーキテクチャのこと。
米国IBM社が開発したRISC型CPUのPowerを元に開発され、のちにはPowerPCの技術要項がPowerに取り入れられるようにもなった。採用品としてApple社のMacintoshシリーズであるPowerMacなどがあったが、現在、パソコンではほとんど使用されていない。パフォーマンスに対して低消費電力であるため、ゲーム機やプリンタなどの組み込み機器向けとして評価が高く、また、サーバー用としても使用されている。
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ppm[page per minute]とは1分間にプリントできる枚数を示す単位のこと。
プリンタの性能を表現するために用いられる。文字だけの場合と画像を含む場合では、印字速度が大幅に異なる。ppmはメーカーがそれぞれ独自に計測している指標。
関連:プリンタ― / 単位 形式 スタイル