互換機とは:compatible machine
互換機[compatible machine]とは規格が異なるメーカーのコンピュータ上で動作するソフトウェアやハードウェアがそのまま使えるようにしてあるコンピュータのこと。
IT技術[テクノロジー]関連のIT用語集です。情報処理や情報伝達のために必須のIT[情報技術/information technology]は現在の社会になくてはならない技術です。
ここではそんなITにおいてイメージ検索[image search]やストリーミング配信[streaming]等のWebに関する技術から暗号化[encryption]等のセキュリティー、可逆圧縮[lossless compression]等の身近なIT技術、そして拡張現実[AR:Artificial Reality]等の新しい技術まで様々なIT技術、ITテクノロジーに関連するIT用語を紹介・解説します。
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互換機[compatible machine]とは規格が異なるメーカーのコンピュータ上で動作するソフトウェアやハードウェアがそのまま使えるようにしてあるコンピュータのこと。
コピープロテクト[copy protect]とはソフトウェアの著作権を保護するために、プログラムディスクやファイルを複製できないようにすること。
コピープロテクトされたソフトウェアには、専用のセットアッププログラムを使って、あらかじめ設定された回数しか複製できないものや、専用のキーを使うことで複製できるものもある。
関連:IT技術 ITテクノロジー / デジタル著作権保護 / 安全 セキュリティー
色相[しきそう:hue]とは色の3要素[色相、明度、彩度]の1つで、色合い、色昧、色調などともいう。
色相は太陽光線を分光させたスペクトル[虹のような光の帯]を環状にした色相環の角度で数値化される。個人差はあるものの識別できる色の数は数百万ともいわれ、その特性からさらに無彩色[白、黒、グレー]と有彩色とに分類される。
関連:IT技術 ITテクノロジー / Webサイトブラウザー 表示 / Webブラウザー 表示 / 表示 インターフェース
サンプリング[sampling]とはアナログ信号を一定間隔の時間や座標で区切り[離散化]、有限の桁数の数値に変換[量子化]すること。日本語では標本化という。
なお音や画像の情報をコンピュータで処理する際には、アナログ信号をデジタル信号に変換[皇子化]する必要があり、これをA/D変換[Analog/Digital Conversion]という。
サンプリングレート[sampling rate]とはアナログ信号をデジタル信号に変換[A/D変換:Analog/Digital Conversion]する際の、単位時間当たりの標本化回数のこと。サンプリング周波数ともいう。
自然界に存在する音や光の波形をコンピュータ上で処理可能にするには数値化が必要で、サンプリングレートは数値化を行う頻度を『Hz』を単位として表す。一般的にサンプリングレートが高くなるほど高品質になる。
自己解凍ファイル[self-extracting file]とは圧縮されたファイル内に解凍用のプログラムが組み込まれている圧縮ファイルのこと。自己展開ファイルともいう。
解凍用ソフトウェアを使わずにそれ単体で解凍できるファイル。Windowsでの拡張子は『.exe』。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 仕様 規格 設定
辞書攻撃[dictionary attack]とは辞書に載っている単語を次々と試すことによりパスワードを解読する攻撃手法のこと。
パスワードには、覚えやすいように辞書に載っている単語や身の回りの名前、番号などが利用されることが多いことに基づき、このような辞書に載っている単語を次々と試すことでパスワードを見破るハイテク犯罪の手法の1つ。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 安全 セキュリティー / 違法 犯罪
磁性体[magnetic substance]とは磁気を帯びる性質のある物質のこと。
磁石を近付けると互こいに引き合うもののこと。ハードディスクにおいては、酸化鉄を主体にコバルトやクロムなどが添加されたものをディスク表面に使うことで、記憶媒体として利用している。
関連:IT技術 ITテクノロジー / PC[パソコン]の記憶機能 / 仕様 規格 設定 / 外付けハードディスク[HDD] / 記録媒体 記録メディア
自然文検索[natural language search]とは一般的な検索サイトで、キーワードをスペースで区切って検索する通常の検索の代わりに、文章を入力して検索を行うこと。話し言葉検索とも呼ばれる。
『日本の人口は何人?』などと、ユーザーが思い付いた文章をそのまま入力して検索できるのが特徴。企業のサポートサイトやアプリケーションのヘルプなどで使用されているが、機能や精度には差がある。
関連:ITポータル IT検索 / IT技術 ITテクノロジー
自動保存[automatic saving]とは設定された時間毎に自動的にデータを保存する機能のこと。
突然の停電や事故が起こっても、自動保存機能を使っていれば被害は比較的軽く済る。エディタやワープロソフトなど様々なサービスにある機能。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)
人工知能[AI:Artificial Intelligence]とは人間の認識能力、推論、学習などの知能をコンピュータで模倣するための技術や学問分野のこと。Alと呼ばれる。
学問としては、視覚や聴覚など外界情報の認識、知識の表現や体系化、推論や学習のメカニズムの3つに大別される。また、知識ベースと推論エンジンを組み合わせているものをいうこともある。応用例としては、専門家の持つ知識をデータベース化し、現象や条件の入力で判断支援情報を出力することで簡単に利用できるようにしたエキスパートシステムなどがある。
シンセサイザー[synthesizer]とは周波数や波形を自由に変調して出力する装置のこと。一般には楽器として使われているが、楽器以外の用途として信号テスト用の測定器[ファンクションジェネレータ]やラジオ、無線機、テレビ[TV]などの受信回路の基準イ言号発生機などにも用いられている。
かつての電子楽器は、アナログ式の波形発生器の波形を足し合わせ、フィルタを使って削る方式が一般的だったが、現在ではFM音源やPCM音源などのデジタル化された音源を、デジタルフィルタで加工する方式が主流。また、FM音源が登場した頃と同時期にMIDI[ミディ]規格が決まり、広く用いられるようになっている。MIDIによって、コンピュータからシンセサイザー楽器のコントロールが可能になり、パソコンで音楽を演奏することが容易になった。現在はGMと呼ばれる共通規格がある。GMをサポートしているシンセサイザーは、音色の配列が同じなので、異なるメーカーの製品でもほぼ同じ演奏が可能。
関連:IT・Web家電 / IT技術 ITテクノロジー / 技術 テクノロジー(規格)
1.スキャン[scan]とは画像入力装置[スキャナー]で、画像などを光学的に読み込み、デジタルデータに変換すること。走査ともいう。
2.スキャン[scan]とはCRTディスプレイの蛍光面に電子線を当てること。
3.スキャン[scan]とは特定のデータ情報を調べたり探したりすること。
スーパーインポーズ[super impose]とはパソコンなどで作成した文字や画像を、動画と重ねて表示すること。
パソコンのディスプレイに表示された文字や図形をそのまま合成する場合と、パソコンのディスプレイには表示せずソフトウェアで処理した文字や図形を動画と合成する方法がある。パソコンによるスーパーインポーズは、字幕や文字放送番組の作成など放送局用にも利用されている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / Webサイト画像 動画
スクリーンフォント[screen font]とは画面表示専用のフォントデータのこと。
ドットで構成するビットマップフォントと、計算によってフォントの拡大・縮小を行うスケーラブルフォントがある。印刷専用のプリンタフォントに比べると解像度が低くなる。
関連:IT技術 ITテクノロジー / Webサイトの仕様 設定 / 画像 動画 文字
生体認証[biometric identification]とは指紋、声紋、眼球の虹彩、指の静脈など、個人に固有の生体情報を利用した認証方式のこと。
人体の特徴を利用することから、パスワード、暗証番号などの認証方式と比べて、『なりすまし』が困難である点が大きな特徴である。指紋や虹彩を利用する生体認証を中心に研究が進み、実用化もされている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 安全 セキュリティー / 技術 テクノロジー(規格)
セクタ[sector]とはハードディスク[HD]上でデータを一度に読み書きする最小単位のこと。
セクタの区切りを、媒体上に記憶された情報によって識別しているものを、ソフトセクタと呼ぶ。ハードディスクでは複数のセクタが集まって1 つの同心円を構成しており、これをトラックやシリンダと呼ぶ。CD-ROMやDVDなどでは同心円を構成していないが、類似の部分をトラックと呼ぶことがある。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 単位 形式 スタイル
ダイオード[diode]とは電流を一方通行にする性質のある半導体部品のこと。
自由電子が欠乏しているp型半導体と、自由電子が余っているn型半導体を接合した構造を持つ。このため、電子の流れはn型→p型方向に限られるが、これは、電流の流れがp型→n型方向に限られるということを意味する。この性質を利用して交流電源から直流電源を作るときなどの整流、電池の保護のためなどの逆電流の防止に使われる。光ディスクのピックアップなどに用いられる受光素子のフォトダイオードや発光素子のLED[発光ダイオード]、LD[レーザーダイオード]もダイオードの一種。
関連:IT技術 ITテクノロジー / その他(IT関連商品)
タッチスクリーン[touch screen]とはディスプレイ上を直接手で触れることで操作ができる入力装置のこと。タッチパネルという場合もある。
ディスプレイの前面に装着された透明なパネルに直接手で触れると位置情報が入力できる装置で、ポインティングデバイスの一種。ディスプレイに表示される画像に直接触れる動作となり、自然な操作性を持たせることができる。iPadや金融機関のキャッシュディスペンサー、ATM、車載機器などで使用されている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 仕様 規格 設定 / 表示 インターフェース
タッチパッド[touch pad]とは感圧式、静電式のセンサーパッド上を指先やペン先を動かすことでマウスポインタを移動させる入力装置のこと。
ノートパソコンなどで利用される感圧式、静電式のセンサーを採用したポインティングデバイスの-種で、正確にはトラックパッドの一種といえるが、トラックパッドが米国アップル社の『Power Book[パワーブック]』シリーズで搭載されたことから、他社では一般にタッチパッドと言い慣わしている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 仕様 規格 設定 / 表示 インターフェース
タッチパネル[touch panel]とはディスプレイ上を直接手で触れることで操作ができる入力装置のこと。タッチスクリーンという場合もある。
ディスプレイの前面に装着された透明なパネルに直接手で触れると位置情報が入力できる装置で、ポインティングデバイスの一種。ディスプレイに表示される画像に直接触れる動作となり、自然な操作性を持たせることができる。iPadや金融機関のキャッシュディスペンサー、ATM、車載機器などで使用されている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 仕様 規格 設定 / 表示 インターフェース
抽出[selection]とはデータベースの中から指定された条件を満たす項目だけ選び出し、新しい関係を作る演算のこと。選択ともいい、関係型データベースにおける演算処理の1つ。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 方法 やり方 仕方
地理情報システム[GIS:Geographical Information System]とは地図データ上に文字や位置などの情報を関連させ、検索や表示、解析などを行えるようにしたシステムのこと。GISとも呼ばれる。
コンピュータ上の地図データと他のデータを関連付けたデータベースで、それらの情報の検索、解析、表示などを行うソフトウェアで構成されている。データは地図上に表示されるので、解析する対象の分布や密度などを視覚的に把握できる利点がある。
関連:IT技術 ITテクノロジー / IT構造 システム / 技術 テクノロジー(規格)
データ圧縮
:data compression / data compaction
データ圧縮[data compression/data compaction]とは大量のファイル転送時間を短縮したり、使用する記憶領域や電波帯域を節約するためにデータ量を圧縮すること。
代表的な圧縮解凍ツールである『WinZip[ウィンジップ]』などには、複数のファイルを1つにまとめるアーカイブ機能もある。また、WindowsやMac OS XなどのOSにもこの機能が搭載されている。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)
デコード[decode]とは符号化され異なる形式に変換されたデジタルデータを復元し、元の状態に戻すこと。
圧縮されたデータの復元、暗号の解読などが該当する。あるデータを符号化することをエンコードというが、エンコードされたデータを閲覧、加工する際にはデータを人間やコンピュータが理解できるかたちに戻す必要がある。
電子インク[electronic ink]とは電気的|こ白黒反転できる特殊な粒子のこと。
紙やプラスチックなどのシート表面に、マイクロカプセルと呼ばれる電荷で色の変化する1/1Ommほどのカプセル状のドットを敷き詰め、そこに電荷を与えることでテキストや画像を表示することができる技術が確立されている。表示画面は電源を切っても消えることがなく、また電子的に書き換え可能であるため、動画表示も期待されている。この電子インクを吹き着けた紙状の表示装置を電子ペーパーというが、折り曲げることもでき、従来の印刷物に代る画期的な技術として注目されている。米国アマゾン社の電子書籍リーダー『キンド[Kindle]』のディスプレイはこの技術を用いている。
電子ペーパー[electronic paper]とは電気的|こ白黒反転できる特殊な粒子である電子インクを敷き詰めた紙や柔らかく極薄のプラスチックのこと。
1970年代に米国ゼロックス社のパロアルト研究所に所属していたニック・シェリドンがGyriconと呼ばれる最初の電子ペーパーを開発した。紙やプラスチックなどのシート表面に、マイクロカプセルと呼ばれる電荷で色の変化する1/1Ommほどのカプセル状のドットを敷き詰め、そこに電荷を与えることでテキストや画像を表示することができる技術。紙の長所とされる視認性や携帯性を保った上で、表示内容を電気的に書き換えることができる特徴をもつ。米国アマゾン社の電子書籍リーダー『キンド[Kindle]』のディスプレイはこの技術を用いている。
電磁波[electromagnetic waves]とは電界、磁界の変動する波動のこと。周波数により超低周波、高周波、可視光線、電離放射線などと呼ばれる。
パソコンのディスプレイ[ブラウン管式]は超低周波、携帯電話は高周波[マイクロ波]を発生し、これらの電磁波から生じる人体への影響の想定は様々で、統一的な評価はまだ下せていない。
ドルビーデジタル[Dolby digital]とはドルビー社によって開発された、AC3[Audio Code number 3]方式と呼ばれる音声のデジタル符号化方式のこと。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 仕様 規格 設定
バイオメトリクス[biometrics]とは個々人の生体固有の情報を使って本人認証を行う方式のこと。
主な方法として、指紋や静脈、虹彩などを使った認証法が実用化されており、金融機関のATM[現金自動預け払い機]や入出門[ゲート施錠]管理にイ吏われている。また、簡易なものが携帯電話の個人情報管理にも使われている。身体の一部を認証の材料として用いるため、パスワードのように忘れたり、ICカードなどのように紛失したりする危険性が少ないというという特徴がある。
関連:IT技術 ITテクノロジー / 安全 セキュリティー