アナログ回線とは:analog line
アナログ回線[analog line]とはアナロ信号を伝送する通信回線の総称。
主としてADSLなどのxDSL回線のことを指す。FTTHやISDNなどのデジタル回線に対してアナログ回線[analog line]と呼ばれる。
関連:Webシステム / 仕様 規格 設定(電話関連) / 通信技術 テクノロジー
電話の設定、仕様、規格関連のIT用語集です。一昔前までは電話と言えば固定電話のことを指していましたが、今ではPHS、携帯電話、スマートフォン[スマホ]、IP電話、インターネット電話等様々な電話の規格が登場しています。
ここでは、そんな電話に関して、アナログ回線[analog line]やデジタル回線[digital line]等の仕様からインターネット電話やIP電話[Internet Protocol phone]等の規格まで、電話の仕様、規格、設定に関連するIT用語を紹介・解説します。
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アナログ回線[analog line]とはアナロ信号を伝送する通信回線の総称。
主としてADSLなどのxDSL回線のことを指す。FTTHやISDNなどのデジタル回線に対してアナログ回線[analog line]と呼ばれる。
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アンドロイド[android]とは米国グーグル社が開発した、スマートフォン、携帯情報端末向けの組み込みOSやプラットフォームのこと。
携帯電話やタブレットPCのオペレーティングシステム[OS]、ユーザーインターフェース[UI]、ミドルウェア、主要アプリケーションソフトなどのソフトウェアを含んでいる。開発者は自由にアプリケーションソフトを開発することが可能で、グーグル社のアンドロイド[android]に対応した端末にダウンロードして動作させることができる。米国グーグル社は通信キャリアや端末機器メーカーなど数十社と共同でOHA[Open Handset Alliance]という業界団体を設立し、関連技術の開発や普及の推進を図っている。
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移動体通信
:いどうたいつうしん[mobile communication]
移動体通信[いどうたいつうしん:mobile communication]とは固定体と移動体間や、移動体同士での通信全般のこと。
携帯電話などによる音声を中心にスマートフォンやモバイルコンピュータなどによるデジタル移動体通信なども普及している。
インターネット電話とはインターネットを使ったIP電話のこと。
Skype[スカイプ]に代表されるPCを用いたものから、通常の電話機が使えるものまで幅広い種類があり、音声だけでなく映像を使えるものもある。距離の長短を問わず、基本的にインターネットの接続料金だけで利用できるため、インターネットの定額契約をしていれば電話料はかからないこととなる。一般の電話などへの通話も可能なものも多いが、この場合は別途涌話料金が必要となる。
関連:Webサービス / 仕様 規格 設定(電話関連) / 電話
加入者線[subscriber line]とは電話局にある交換機と加入者宅とを結ぶ通信線のこと。
NTT東日本、NTT西日本両社が提供する一般的な電話サービスは加入電話サービスと呼ばれる。通常の通話では、加入者線を3.4kHzまでの狭い帯域でしか利用しないが、広帯域通信の技術であるxDSLでは、加入者線を1MHz程度の帯域まで利用することで高速通信を実現する。
基地局[base station]とは携帯電話やPHSなどのモバイル端末と直接交信をするための拠点のこと。
アンテナや装置などを含めた建造物で、ビルの屋上や電柱、電話ボックス、地下鉄構内などに設置され、郊外や山間部では鉄塔を使って設置されているものもある。1つの墓地局では数10m~10数kmの範囲に電波を発することが可能。
関連:ネットワークシステム / 仕様 規格 設定(電話関連)
着うた[chaku-uta]とは携帯電話の着信音に音楽ファイルを設定できる着信音再生サービスのこと。
一般的に約30秒の音楽ファイルをダウンロードし着信音として設定できる。2002年にKDDIと沖縄セルラー電話社のauグループによりサービスが開始され、現在ではNTTドコモ、ソフトバンクも同様のサービスを提供している。
関連:ITサービス / モバイル[携帯電話] / 仕様 規格 設定(電話関連)
デジタル回線[digital line]とはISDNや高速専用線などのように、デジタル信号でデータをやり取りする回線のこと。これに対し、一般加入電話回線をアナログ回線と呼ぶ。
デジタル回線の普及により大容量のデータ通信が可能になり、このことで動画や高画質の画像などインターネットコンテンツのリッチ化が進んだ。
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ナンバーディスプレイ[number display]とは固定電話の着信呼出時に、発信側の電話番号を通知する有料サービスのこと。1997年にNTT社が開始したサービスで、ISDNでは発信者番号通知機能[無料サービス]と呼んでいた機能。
電話を発信する際に、電話番号の先頭に『184』を付けないと自動的に電話番号を通知するものを『通話ごと非通知』と呼び、ふだんは通知せず、『186』を付けたときだけ通知するものを『回線ごと非通知』と呼ぶ。受信者が発信者を特定できる利点があるが、プライバシーの流出といった問題点も指摘されている。なお番号の表示には対応する電話機が必要。
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Asterisk[アスタリスク]とは米国Digium[デジウム]社が開発した、IP電話への接続のために使用されるオープンソースのソフトウェアのこと。
IP網を利用して電話網を格安に構築できる。IP電話だけでなく、アナログ回線やISDNなどの公衆電話網、内線電話にも対応が可能。サポートする回線規模や信頼性は導入するコンピュータの性能や構成によるが、一つの有力な選択肢として注目されている。
CDMA
:Code Division Multiple Access
CDMA[Code Division Multiple Access]とは拡散符号を利用して複数の通信を1つにまとめる通信技術のこと。符号分割多重接続の略。
受信者は、合成された音声信号/データから会話している発信者の拡散符号を使って、必要な音声信号/データのみを復元する。高音質で、秘話機能などのセキュリティ面に強い。携帯電話や衛星通信の他、軍事用の暗号通信にも使われている。
CHTML[Computer HTML]とは携帯端末向けのコンテンツ記述言語のこと。
携帯電話やPDA向けのサイト作成などに利用される。小さなディスプレイには不要なタグを取り除いた、HTMLのサブセットとして定義されている。HTMLと下位互換性があるため、既存のコンテンツの移行が容易なのが特長。
関連:Webサイト言語(HTML等) / 仕様 規格 設定(電話関連) / 開発 言語
IMT‐2000
:International Mobile Telecommunication 2000
IMT‐2000[International Mobile Telecommunication 2000]とは国際電気通信連合[ITU]が標準化した第三世代携帯電話の規格のこと。
2GHz帯の周波数帯を利用して、有線電話並みの音声品質や2Mbps程度のデータ通信、動画の転送を可能にするもの。日本ではNTTドコモ社とスウェーデンのEricsson社が開発した日欧案W-CDMA方式と、米国Qualcomm社を中心に開発され、cdmaOneの上位規格にあたる北米cdma2000方式が使用できる。NTT ドコモ社とソフトバンクモバイル社がW-CDMA方式、KDDIグループがcdma2000方式を採用している。
IP電話[あいぴーでんわ:Internet Protocol phone]とはIPネットワーク技術を使った方式の電話サービスのこと。VoIP[Voice over IP]とも呼ばれている。
IP電話では、1つの回線を複数人が共有できるため、従来の電話よりも低コストでサービスを提供できる。また、音声や画像などのデータを送受信できる、一定の音声品質を維持することが容易、といった特徴がある。IP電話は、ネットワークの一部、または全部でIPネットワーク技術を使っているが、独自のIPネットワーク網を構築し、高品質なサービスを提供する方法や、ベストエフォート型のインターネットを使用してコストダウンを図る方法があり、通常はいずれの方式も含んでいる。電話番号とIPアドレスの交換を行うゲートキーパーと呼ばれるサーバー、および従来の電話網と相互接続するゲートウェイを備えたサービスを狭義のIP電話と呼び、インターネット内に閉じたサービスをインターネット電話と呼んで区別することもある。
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PHS
:Personal Handyphone System
PHS[Personal Handyphone System]とは無線を利用した持ち運びできる電話の1つのこと。また、そのサービスのこと。
1995年7月にサービスが開始された。家庭用デジタルコードレス電話を、屋外での公衆通話や事業所内のコードレス電話としても利用できるようにしたもので、自動車電話を小型化した携帯電話とはスタート地点が異なる。携帯電話と比較して飛躍的に低い無線出力で運用できる。また、1チャンネルあたりの伝送能力が、当時の携帯電話が4.8~14.4kbps程度なのに対して、PHSは32kbpsあり、鮮明な音声が伝送できるといった特徴も備えている。2010年10月現在、日本国内ではウィルコム1社のサービスとなる。地上設備が低コストのため、アジア諸国で拡がり始めている。
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