Webシステム - IT用語辞典・Web制作用語集

Webシステム関連Web制作用語集

Webシステム関連のIT用語集です。インターネットはWeb[World Wide Web/WWW/W3]という応用技術によって現在の生活に必要不可欠のものとなりました。

こちらではそんなインターネットやWebに関連したIT用語として、スター型ネットワーク[star connection]やピアツーピア方式[peer to peer LAN]等のWebシステムの構造や規格からルーティング[routing]等の関連技術まで、Webシステムに関連するIT用語を紹介・解説します。

Webサイト制作やSEO対策、IT関連の知識拡充に最適なIT用語辞典ですので、是非ご利用下さい(Web制作会社.com提供)。

分類による検索

リファラーとは:referer

リファラー
:referer

 リファラー[referer]とはあるWebページのリンクをクリックして別のページに移動したときの、リンク元のページのこと。

 ユーザーが、あるサイトにたどり着く前に閲覧していたサイトのことを指す。リファランスともいう。Webサーバーのアクセスログに記録される項目の1つ。これをたどっていくことで、ユーザーがどのサイトから訪問したか、サイト内でどんな軌跡をたどったかなどについて調べることができる。検索エンジンからの訪問の場合には、URLのパラメータ部分を調べることによって、どんな言葉で検索した結果のページから来たのかを知ることができる。

関連:Webシステム / Web集客 SEO対策

ローミングとは:roaming

ローミング
:roaming

 ローミング[roaming]とは1つの端末に対して、複数のアクセスポイントやネットワークを介しても同等のネットワークサービスを提供すること。

 インターネットのローミングサービスでは、契約しているプロバイダの海外拠点のアクセスポイントや、海外提携先のアクセスポイントを利用することで、自国と同じようなサービスを実現している。また、携帯電話では、契約した通話会社以外のサービス提供地域で利用できるようにすることをいう。ローミングを利用する際には、提携事業者の料金体系が適用されることが多い。

関連:Webサービス / Webシステム / スマホ[スマートフォン] / プロバイダー 通信サービス / モバイル[携帯電話]

ログインとは:log in

ログイン
:log in

 ログイン[log in]とは自分の端末とホストコンピュータを接続して、データのやり取りができる状態にすること。ログオンとも呼ぶ。

 ログインに対して、ホストコンピュータと切り離すことをログアウト、またはログオフという。端末とホストの通信を開始することはアクセスというが、ログインはアクセス後にシステムの選択、IDの確認、パスワードの確認などのユーザー認証手続きを行って、ホストコンピュータと接続することを指す。ログアウトの際には、サービ、ス終了の手続きをする。ユーザーを識別するために、ユーザー名とパスワードといったアカウント情報の入力が求められる。ログアウトしてもアクセスは切らずに、別のシステムを選択してログインすることもできる。

関連:Webインターフェース / Webシステム / ネットワークシステム

ログとは:log

ログ
:log

 ログ[log]とはシステムの利用状況や通信の記録を取ること。または記録[ログファイル]そのもののことを指す。

 システムでは、どの端末がどの時刻にどんな作業をしたかが記録される。ログを参照することで利用者ごとの課金情報を作成したり、障害発生の原因を調査することができる。ログを出力する主なシステムとしては、オペレーティングシステム、サーバー、セキュリティソフトなどがある。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / 機能 操作 / 機能 操作(PC関連)

ワイヤレスUSBとは:WUSBとは[Wireless USB]

ワイヤレスUSB
:WUSB[Wireless USB]

 ワイヤレスUSB[WUSB:Wireless USB]とは無線USB規格のこと。

 近距離で高速な通信を行えるUWBという通信方式を採用しており、3メートル以内であればUSB2.0と同じ480Mbpsの速度で通信を行うことができる。1台のホストに127台を接続できる。ハードディスクやデジタルカメラなど、大容量データの送受信の利用を想定しており、HPやMicrosft、NEC、PHILIPS、サムスン電子などにより策定と普及が進められている。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / パソコン[PC]の接続用機器 / 技術 テクノロジー(規格) / 通信技術 テクノロジー

B to Eとは:ビーツーイーとは

B to E
:ビーツーイー

 B to E[ビーツーイー:Business to Employee]とは従業員向けの社内システム、または企業向けのボータルを中心としたビジネスソリューションのこと。B2Eとも表記される。

 EIP[Enter prise Information Portal]と呼ばれている企業向けのポータルとは、一般のポータルサイトのようにわかりやすいインターフェースで情報の所在が整理され、求める情報に簡単にアクセスできたり、社内の様々な事務手続をWeb上で実行できたりする、企業専用サイトのこと。

関連:ITサービス / Webサービス / Webシステム

DNSとは:Domain Name Systemとは

DNS
:Domain Name System

 DNS[Domain Name System]とはインターネット上のホスト名とIPアドレスを対応させる、DNSサーバーで構築されたデータベースのこと。ドメインネームシステムの略称。

 DNSは、全世界のDNSサーバーが協調して動作している分散型データベースの一種であり、IPアドレスをもとにホスト名を求めたり、ホスト名をもとにIPアドレスを求めたりすることができる。

関連:Webシステム

EDIとは:Electronic Data Interchangeとは

EDI
:Electronic Data Interchange

 EDI[Electronic Data Interchange]とは商品の受発注や見積書など、企業間取引を電子化し、ネットワークを通じて決済すること。

 電子データ交換の意味で、事務作業の手間を軽減するために利用される。紙の伝票をやり取りしていた従来の方式に比べ、情報伝達のスピードが大幅にアップし、事務工数や人員の削減、販売機会の拡大などにつながる。なお、1988年に米国と欧州が採択した標準EDIプロトコルをEDIFACT[エディファクト]という。近年はインターネットを利用したWeb-EDI[ウェブEDI]が普及している。

関連:IT構造 システム / Webシステム

FTPとは:File Transfer Protocolとは

FTP
:File Transfer Protocol

 FTP[File Transfer Protocol]とはインターネットで使われるファイル転送のためのプロトコルのこと。

 コンピュータ間でのファイル転送に関するアプリケーション層の制御手順、またはその方式を用いるプログラムを指す。ファイル転送プロトコルともいう。

関連:PCの情報処理 演算装置 / Webシステム / 機能 操作

FTTHとは:ファイバー・トゥ・ザ・ホームとは

FTTH
:ファイバー・トゥ・ザ・ホーム

 FTTH[ファイバー・トゥ・ザ・ホーム:Fiber-To-The-Home]とは一般家庭まで光ファイバー回線を敷設したもののこと。

 高速大容量の光ファイバー網の全国整備を2005年に完成させようと、郵政省[現総務省]の調査会である電気通信局により、『FTTHの実現に向けたネットワーク展望と課題』で提唱された。当初は、電話、動画、データ通信を多重化する構想だったが、インターネットの急速な普及に伴い、データ通信回線上にマルチメディア情報を多重化するスタイルに変化した。商用ビルやマンションなどの集合施設ではFTTHが実現されている場合が多い。

関連:Webシステム / ネットワークシステム

ID番号とは:IDentification(number)とは

ID番号
:IDentification(number)

 ID番号[IDentification(number)]とは複数のユーザーが利用するコンピュータシステムで、利用者を識別するための番号[文字列]のこと。アカウントともいわれる。

 社内ネットワークや会員制サイトなどでは、部外者の利用を制限したり、利用状況を管理するために、利用者ごとに識別番号を発行する。このIDのないユーザーはシステムを利用することができませんが、IDがなくてもシステムの一部の機能だけ利用できる、ゲスト用のIDが用意されている場合もある。パスワードと共に用いられるのが一般的で、パスワードによって利用者本人を認証する。また、システムの基本的な設定や運営などを管理する権限を持つ利用者[システム管理者]、データの変更ができる利用者、データの閲覧のみができる利用者など、権限の異なる利用者を識別するのにも役立つ。

関連:Webインターフェース / Webシステム / 安全 セキュリティー

IPとは:Internet Protocolとは

IP
:Internet Protocol

 IP[Internet Protocol]とはインターネットを構成するレイヤー3(ネットワーク層)プロトコルで、TCP/IPの基本となるプロトコルのこと。

 送達確認をしないコネクションレスのパケット交換方式でデータを転送する。IPによって世界規模で相互に接続された巨大なコンピュータネットワークをインターネットと呼ぶ。

関連:Webシステム / ネットワークシステム

IPアドレスとは:Internet Protocol addressとは

IPアドレス
:Internet Protocol address

 IPアドレス[Internet Protocol address]とはIPによるネットワークで使われるID番号のこと。

 IPv4では32ビットで表現できる番号で、ネットワーク上の各コンピュータに割り当てられている。IPアドレスの一元的な管理は国際組織である米国IANA[アイアナ:Internet Assigned Numbers Authority]が行い、日本ではJPNICがアドレスの割り当て管理を行っている。現在IPアドレスの枯渇が深刻化していることから、現在主流となっているIPv4という規格から、よりIPアドレスの多いIPv6への移行が進められている。IPv6では、JPNICではなくAPNICが割り当て管理を行っている。

関連:Webシステム / ネットワークシステム

IPv4とは:Internet Procotol ver.4とは

IPv4
:Internet Procotol ver.4

 IPv4[Internet Procotol ver.4]とは現行のインターネットプロトコル規格のこと。

 アドレス資源を32ビットで管理しているため、識別できるコンピュータの最大数は42億9496万7296台だが、近年インターネットを利用する人が全世界で爆発的に増えたので、IPアドレスの枯渇など、設計当初に想定していなかったいろいろな問題を抱えることになった。現在、次の規格であるIPv6が討議されている。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / 仕様 規格 設定

IPv6とは:Internet Protocol ver.6とは

IPv6
:Internet Protocol ver.6

 IPv6[Internet Protocol ver.6]とはTCP/IPのアドレス空間の枯渇に備えて考案された、次世代インターネットプロトコルのこと。

 現行の規格であるIPv4は、パソコンなどの端末を32ビットのアドレスで識別しているが、これを128ビットのアドレスを使用するように拡張したもの。IPアドレスの枯渇問題の解決だけでなく、一意なローカルアドレスや移動体通信、セキュリティにも対応しているため、デジタル家電を利用した新しい通信技術への応用も可能で、世界的にインフラ整備が進められている。また、IPv6の携帯端末版であるモバイルIPv6では、端末が移動しても同一のIPアドレスを利用できるなどの移動端末向けの機能が追加されている。IPv6はIPv4との互換性を保っていないため、IPv4のみに対応したパソコンやネットワークシステムではIPv6を利用することができない。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / 仕様 規格 設定

VPNとは:Virtual Private Networkとは

VPN
:Virtual Private Network

 VPN[Virtual Private Network]とは自社専用のネットワーク[プライベートネットワーク]を導入せずに、公衆回線を利用することで、専用線の機能を提供するサービスのこと。仮想私設網ともいう。

 オープンなネットワークをあたかも閉じた通信網のように利用することができる。インターネットを使ったIP-VPNでは、通信先との間に仮想的なプライベートネットワークが作られ、本来ならインターネットを経由できないプライベートアドレスや、TCP/IP以外での通信も可能。このIP-VPNのことをそのままVPNと呼ぶのが一般的。一般の電話回線に比べ料金も安く、NTT社などの電話会社がメンテナンスを行うため、専用回線より導入しやすいという特徴がある。すでに整備されたインフラを利用することで、専用の回線を導入するよりも大分コストが抑えられる。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / プロバイダー 通信サービス

Wi-Fiとは:Wireless Fidelityとは

Wi-Fi
:Wireless Fidelity

 Wi-Fi[Wireless Fidelity]とは無線LANの標準規格IEEE802.11の互換性を保証するために定めたブランド名のこと。

 無線LAN規格の普及を目指す業界団体であるWi-Fi Alliance[旧WECA]が認定している。相互接続性テストをパスした製品に与えられる。その製品間であればメーカーが違っても組み合わせて使用できることが保証される。wiFiともいわれる。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / 通信機器 ネットワーク機器

WiMAXとは:ワイマックスとは

WiMAX
:ワイマックス

 WiMAX[ワイマックス:Worldwide interoperabikity for Microware Access]とはIEEE[電気電子学会]標準規格802.16eをもとに規格化された、高速ワイヤレスインターネットの愛称のこと。

 WiMAXは、高速無線MAN[Metropolitan Area Network]の規格で、固定通信用と移動通信用の2つがある。後者はモバイルWiMAXと呼ばれる。カフェなどスポットで利用される従来の無線LANと異なり、広いエリアで利用可能。しがたって、外出先や移動中でも高速インターネットを利用することが可能になる。WiMAX準拠の機器同士はメーカーが違っても組み合わせて使用できることが保証される。

関連:Webシステム / ネットワークシステム / 技術 テクノロジー(規格) / 通信技術 テクノロジー

WWWとは:World wide Webとは

WWW
:World wide Web

 WWW[World Wide Web]とはインターネットに接続されているコンピュータで、情報を誰もが見られるように公開するシステムのこと。

 情報のつながり方がクモの巣を連想させるため、World Wide Web[世界に広がるクモの巣]と名付けられた。ダブリュダブリュダブリュ、ワールドワイドウェプ、あるいはW3、Web[ウェブ]と略されることもある。HTTPというプロトコルを使用し、URLを指定することで、ユーザーは、世界中のWWWサーバーで公開されている情報を受け取ることができる。情報はHTMLという言語で記述され、文章のみならず画像や音声をも組み合わせて公開される。閲覧には『Internet Explorer』などのWWWブラウザを利用する。

関連:Webシステム / Webブラウザー 表示 / ネットワークシステム